コミュニケーション研修では、ビジネスシーンにおいて、円滑なコミュニケーションを図るために必須のスキルを身につけるための研修が用意されています。
若手社員 中堅社員 管理職
コミュニケーション研修は、様々な年齢、性別、立場の人で構成されるビジネスシーンにおいて、円滑なコミュニケーションを図るために必要な知識やスキルを学ぶことを目的とした研修です。
ビジネス上でのコミュニケーションとは、「様々な手段を用いて、話し手と聴き手が互いの思いや考えを伝え、良好な関係を構築すること」です。ビジネスシーンでは多様な価値観を持つ方と関わることが多く、自身のみで仕事を完結させることはほとんどありません。社外・社内問わず関わる相手と良い関係を作り上げることで、物事が上手く進んでいきます。そのために必要な力がコミュニケーションスキルです。
コミュニケーションは4つのスキルから成り立っています。これらを身に付けることでコミュニケーションスキルが向上し、相手とのより良い信頼関係構築に繋がります。
具体的には以下の通りです。特に「聴く力」「伝える力」はビジネスパーソンとして身に付けたいおすすめのスキルです。コミュニケーション研修内では、コミュニケーションの基本となるこれらの4つの要素についてワークを交えて習得し、コミュニケーション力の向上を目指します。
コミュニケーションの基本4要素 | 説明 |
---|---|
関係構築 | コミュニケーションの土台は関係構築です 挨拶や声がけ、雑談など普段の関わりを通して基本的な信頼関係を作ります |
聴く力 | コミュニケーション力で最も重要とされる力です 相手の話を上手く聴くことで、信頼関係が構築され自身の発言に対しても耳を傾けてもらえるようになります |
伝える力 | 自身の意見や主張を、わかりやすく伝える力が必要です 相手にとってわかりやすく、納得してもらえるような伝え方が求められます |
非言語コミュニケーション | 聴く・伝える場面で同時に行うことの多い「非言語」のコミュニケーションスキルです うなずきやあいづち、会話時の態度などに気を配ることで、コミュニケーションがスムーズに進みます |
コミュニケーション力は、性格によるものやセンス・個性によるものと思われがちです。しかし、ビジネスシーンのコミュニケーションについては技術であり、誰しもが身に付けることができます。
コミュニケーション研修を通して、相手へのアプローチやお客様への対応に苦手意識を持っている方も、スキルを身に付け、向上することが可能です。
コミュニケーション研修を受けることで生産性向上が期待できます。直接的に関係がないと思われている「コミュニケーション」と「生産性向上」がなぜ紐づくのか、具体的には以下の通りです。
正しくコミュニケーションを取ることで業務上のミスを減らすことができます。ミスが減ると、業務のやり直しや新たに指示を出すことがなくなるため、短い時間で質の高い仕事をこなすことができるようになります。
コミュニケーションが円滑に行われているチームは、そうでないチームと比べて信頼関係を作りやすいといわれています。「心理的安全性」と言われる、優秀なチームには必要とされている要素がそれにあたります。
上下関係に関わらず「お客様のために」「商品・サービスをより良くするために」「問題を解決するために」意見を交換し、適切なコミュニケーションや情報共有がなされているチームは、人間関係がより良くなり生産性が上がるというものです。
良いチームづくりのためにも、一人ひとりがコミュニケーションスキルを身に付けることは重要な要素と言えます。コミュニケーション研修を通して学び、スキルを定着させていくことが期待できます。
リスキルでは、リスキルラボにて、研修テーマに関する記事を掲載しています。
コミュニケーションと関係性向上に関するコラムもご用意しています。詳しくは社内コミュニケーションを活性化させる方法を3パターンに分けて解説をご確認ください。
仕事をよりスムーズに進めるために、社内でのコミュニケーションを円滑にする研修です。階層、コミュニケーションのシーンに応じた研修を用意しています。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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公開講座 合意形成研修 - スムーズに合意形成を達成する | 6時間 | |
公開講座 コミュニケーション基礎研修 -良好な関係を築く | 6時間 | |
一社研修 コミュニケーション基礎研修【相手との信頼関係を築く】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 合意形成研修【コンセンサススキルを強化する】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 ロジカルコミュニケーション研修【実践重視】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 上司とのコミュニケーション強化研修【フォロワーシップを活かす】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 コミュニケーション研修 半日編【円滑な意思疎通で信頼関係を築く】 | 3時間 (変更可) | |
eラーニング動画講座 コミュニケーション基礎研修 | 54分 | |
eラーニング動画講座 合意形成研修 | 85分 | |
eラーニング動画講座 上司とのコミュニケーション強化研修 | 62分 | |
eラーニング動画講座 速習版:コミュニケーション基礎研修 | 32分 |
会議時間を効率よく使うため、会議において重要なファシリテーターとしてのスキルを身に付ける研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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公開講座 ファシリテーション研修 - 会議のホストでなくても使えるスキルを | 6時間 | |
一社研修 ファシリテーション基礎研修【会議運営スキルを強化する】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 ロジカルファシリテーション研修【納得感のある会議を行う】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 Web会議ファシリテーション研修【オンライン会議に対応する】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 ファシリテーション研修 実践編【繰り返し実践しスキルをあげる】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 リーダー向け ファシリテーション研修【チームミーティングに活かす】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 ファシリテーションセミナー【上手く進める力を強化する】 | 2時間 (変更可) | |
eラーニング動画講座 ファシリテーション研修 | 68分 | |
eラーニング動画講座 ロジカルファシリテーション研修 | 86分 | |
eラーニング動画講座 速習版:ファシリテーション研修 | 25分 | |
eラーニング動画講座 速習版:ロジカルファシリテーション研修 | 21分 | |
eラーニング動画講座 Web会議ファシリテーション研修 | 51分 |
主張と尊重を両立するアサーティブコミュニケーションの方法を学び、社内での良好な人間関係構築を目指す研修です。
社外の取引先やお客様とのより良い関係づくりのためのコミュニケーション方法を身に付ける研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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公開講座 雑談力強化研修 (半日研修)- お客様との距離を縮める会話術 | 2時間 | |
公開講座 顧客対応力強化研修 - 顧客満足につながる対応スキルを習得する | 6時間 | |
一社研修 雑談力強化研修【コミュニケーション力を向上させる】 | 2時間 (変更可) | |
一社研修 エンジニア向け 対人力強化研修【ニーズを適切にヒアリングする】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 顧客対応力強化研修【コミュニケーションとクレーム対応を学ぶ】 | 6時間 (変更可) | |
eラーニング動画講座 雑談力強化研修 | 48分 | |
eラーニング動画講座 顧客対応力強化研修 | 69分 | |
eラーニング動画講座 エンジニア向け 対人力強化研修 | 85分 | |
eラーニング動画講座 英語版:顧客対応力強化研修 | 42分 | |
eラーニング動画講座 速習版:顧客対応力強化研修 | 30分 |
議論の際、自分の主張をより明確に伝えるために、論理的な話の組み立て方を理解し説得力のある発言をできるようにする研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 ディベート研修 実践編【ケーススタディで身に付ける】 | 3時間 (変更可) | |
一社研修 ディベート研修 基本編【意義や必要スキルを理解する】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 ディベート研修 半日編【半日で短期集中】 | 4時間 (変更可) | |
eラーニング動画講座 ディベート研修 基本編 | 60分 |
リスキルのコミュニケーション研修には次のような特徴があります。
基本的なコミュニケーションスキルを学ぶものから、お客様とのコミュニケーション、営業時のヒアリング方法、上司とのコミュニケーションなど企業様の多様なニーズや研修実施目的に合わせたコミュニケーション研修のプログラムをご用意しています。
研修の組み合わせも可能のため、企業様に合わせた研修を実施することが可能です。「どのコミュニケーション研修が最適か分からない」というお悩みから「管理職のスキルを向上させたいが、研修内容に迷っている」という場合も、ヒアリングを通しておすすめの研修を提示することが可能です。お気軽にお問い合わせください。
ビジネスシーンにおいて「相手の話を適切に聴く・ヒアリングする力」と、「わかりやすく納得感を持って伝えるスキル」は必須と言えます。リスキルのコミュニケーション研修では、スキルの解説をした後、ワークやロールプレイングを通して実際に会話を通し、試してもらいます。
ワークを通して実践的に学び、相手からのフィードバックをもらうことで以下のような気付きに繋がります。これらは、普段コミュニケーションを取っている時に相手から指摘されることは少ないため、研修という場を通して自身を振り返り、強化や改善すべき点を見つめ直すことができます。
在宅ワーク・テレワークを併用して勤務している方も多い現状において、会社にいないオンライン上でのコミュニケーションの取り方が難しいというお声をよくいただきます。特に、管理職やリーダーの方からのアプローチには難しいものがあります。
リスキルのコミュニケーション研修では、基本的なコミュニケーションスキルに加えて、オンラインだからこそ配慮すべき部分や工夫したいところなどを研修を通して学ぶことができます。オンラインでのスキルを強化したい場合、リーダー向け テレワークコミュニケーション研修 半日編をご確認ください。
介護や医療業界などの業界に特化したコミュニケーション研修もご用意しています。特に、介護・医療業界ではご利用者様や患者様、そのご家族とは適切なコミュニケーションが取れるものの、院内・ユニット内など働くメンバー間でのコミュニケーションが取れないという方もいらっしゃいます。
研修という場を活用して全員がコミュニケーションの重要性を理解し同じ方向を向くことで、コミュニケーションエラーが発生せず、誰もが働きやすい職場作りにつなげていく内容です。詳しくは、介護・医療従事者向け アサーティブコミュニケーション研修をご確認ください。
次のカリキュラムはコミュニケーション研修に属するコミュニケーション基礎研修【相手との信頼関係を築く】のカリキュラムです。研修の流れの例としてご参考ください。
01コミュニケーションとは
コミュニケーションの必要性を確認し、必要なスキルを理解する
02関係構築
コミュニケーションには欠かせない関係構築について理解し、その方法を習得する
03聴く力
相手の意図を汲むことができる効果的な聴き方を理解する
04伝える力の基礎理解
効果的な話し方、伝え方を理解する
05相手に合わせたコミュニケーション
基本をベースに、相手に合わせた伝え方について確認する
LASTオンラインコミュニケーション
離れていても過不足なくコミュニケーションを取るためのスキルを学ぶ
研修を受講した方から、研修後のアンケートにて以下の感想をいただいております。
リスキルのコミュニケーション研修は、社内・社外における様々なコミュニケーションスキルを習得し、向上できる研修プログラムです。
ワークや演習を多く含んだカリキュラムで実践的な内容となっています。人間関係力向上や、外部との交渉力強化、アサーティブなコミュニケーションなど様々な目的に合わせた研修からお選びいただけます。
コミュニケーション研修を受講するメリットは大きく分けて3つあります。
- コミュニケーション研修プログラムを通して、社内で円滑なコミュニケーションがとれるようになる
- コミュニケーション研修プログラムを通して、業務の効率化・生産性向上や職場環境の改善が期待できる
- コミュニケーション研修プログラムを通して、取引先や顧客との関係性が向上する
上記以外にも、新人向けのものについては基本的なスキルが学べるなどのメリットもあります。どの階層の方に対しても効果的なおすすめの研修プログラムです。なお、新人向けのコミュニケーション研修については、コミュニケーション基礎研修【相手との信頼関係を築く】をご確認ください。
はい、対応しております。リスキルのコミュニケーション研修は、各層に求められるコミュニケーション能力を身に付けていただける内容です。若手であれば、情報を整理して伝える力、上司の方であれば、部下の価値観を理解しつつ伝える力など、階層に合わせた研修が実施可能です。 現状の課題や、持ってほしいスキルを伺って研修のご提案をしておりますので、お気軽にお問い合わせください(無料でご相談お受けしております)
はい、コミュニケーション研修をオンラインで実施することは可能です。リスキルのコミュニケーション研修は、対面・オンライン・対面とオンライン同時のハイブリッド式からお選びいただくことができます。(使用する研修テキストや資料はいずれも変わりません)お気軽にお問合せください。
はい、可能です。リスキルのコミュニケーション研修では、個人で行うワークからグループワークやケースワークについて、アレンジ可能です。企業様側で取り上げてほしいテーマやネタをいただいた上で作成いたします。(研修で学んだ範囲内で対応できるケースワークであることが前提です。)例)上司に報告する際、伝える力が弱いのでそのワークを一つプラスして作ってほしい など
はい、ございます。基本的には内定者~新人・若手向けの研修プログラムで、ワークショップに近い形で行います。その他にも、コミュニケーション研修の必要な項目とビジネスゲームを組み合わせて実施することも可能です。以下は一例ですが、組み合わせて実施したい場合はぜひお気軽にお問い合わせください。
ビジネスゲーム研修 コミュニケーション強化編
いいえ、ございません。リスキルのコミュニケーション研修プログラムでは、事前事後の課題やレポートはございません。テキスト(資料)についても事前に読み込む必要はございませんのでご安心ください。研修時間内でスキルを向上していきます。
はい、ございます。介護職員・看護職員向けのコミュニケーション研修では、アサーティブという考え方を元に、患者様やご利用者様、そのご家族に対して適切なコミュニケーションを行っていくための研修です。相手にご満足いただけるための伝え方や傾聴の仕方を中心に学びます。
ただし、特定の疾患や症状の方に対する専門的なコミュニケーションスキルや配慮すべき点などについては研修内容に含まれません。詳しくはお問い合わせください。
はい、可能です。リスキルのeラーニング動画講座におけるコミュニケーション研修は、隙間時間でもご覧いただけるものです。「短い時間しか確保できない」「全社員に実施しなければならない」という企業様におすすめです。研修プログラムの詳細は以下よりご確認ください。
コミュニケーション基礎研修【eラーニング動画講座】
はい、セミナー形式でコミュニケーション研修を実施することができます。リスキルのコミュニケーション研修は、研修実施可能時間に合わせて、1時間~6時間内での調整が可能です。短い時間のため、既存の研修プログラムからどれを選出し編成するか、ご相談しながら組み立てていきます。
例)
・コミュニケーション研修に加えて、敬語の使い方を新人に学ばせたい
・コミュニケーション研修に加えてチームビルディングを管理職に学んでほしい など
なお、短時間にしたことよる研修費用についてはお問合せください。
はい、可能です。リスキルのコミュニケーション研修は組み合わせ自由です。以下をヒアリングした上で適切な研修をご提示いたします。
- 何日間の研修を実施したいか
- 学習させたい研修内容は何か
- 受講生(従業員様)はどの層か
特に新入社員などに向けては「ホウレンソウ研修」との組み合わせが人気です。
リスキルのコミュニケーション研修は、繰り返し様々な企業様にご利用いただいています。
コミュニケーションという一見曖昧なものについて、自社内のみで研修を実施することは容易ではありません。さまざまな状況に応じ、体系立った研修メニューを受講して頂くことにより、最短で目標に近づくことができます。
リスキルの研修は様々な企業様にご利用いただいています
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