問題解決研修 【 問題発見、原因分析、解決立案のスキルを磨く】

一人ひとりが主体的に問題を発見し、原因を探り解決できる組織づくりを目指すために、具体的な手順を学ぶ研修です。

問題を発見し解決までの手順と具体的な手法を身につける

本研修の対象

新入社員 若手社員 中堅社員

  • 中堅社員・マネージャー・若手社員の方
  • 主体的に問題解決に向けて行動できる人材を増やしたい方
  • 問題解決力の養成を行いたいが、方法が分からないとお悩みの方

こんなお悩みや課題をお持ちの方へ

研修に対する課題
  • 業務の中で生じる問題を解決するにあたって経験則に頼ることが多く、本質的な解決に至らない
  • 各人が自己流で取り組むため、会社全体としてのスキル向上に繋がらない
  • 問題解決能力を強化したいが、体系的に教えてもらえる場が無い
  • 新入社員に自分で問題意識を持ってもらいたいが、どのように指導したらよいか分からない

問題解決研修の概要

問題解決研修は問題の発見から解決までの手順と具体的な手法を学ぶための研修です。
企業や組織で日々抱える問題を、社員一人ひとりがスムーズに解決していける力を習得することを目的としています。

問題解決とは何か

問題解決とは、全てのビジネスシーンにおいて必要とされる仕事の進め方です。

ビジネスは問題解決の連続です。
例)お客様からの要望に応える、顧客のニーズに合わせた商品やサービスを提案する、チーム内の業務改善を行うなど

その際、場当たり的な対応をしていては同じような問題が再発する可能性があります。
問題解決力を身に付けることで、「本質的な原因は何か」を発見できるようになり、それに対する効果的な対策を考えられるようになります

問題解決研修の目的

問題解決の全体像

問題を解決していくための流れは、基本的に以下の通りです。(発生した問題により、ある程度簡略化する場合もあります)

問題解決研修の全体像

それぞれのステップで必要な考え方や能力は以下の通りです。

Step1. 問題を見つけるスキル(問題発見)

まず、「問題は何か」を特定することが必要です。ビジネスパーソンは、日々業務に追われる状態から、どうしても「どうすれば問題が解決するか」という方法論を考えがちです。

「そもそも問題は何か」「問題はどこにあるのか」を考えることが、解決への近道であるということを理解していきます。

悪い例)売上が落ちているという問題
    → 電話掛けの数が足りていないから増やそう
      訪問件数が足りていないから増やそう
      ※いずれも根拠がないため、実行しても問題が解決しない可能性が高い

良い例)売上が落ちているという問題
    → なぜ売上が落ちているのかの原因を分析する
      ※本質的な原因を見つけてから案を出すため、解決しやすい

ロジカルシンキングで考えていく際に活用するツール(ロジックツリーやピラミッドストラクチャー)の使い方にも触れるため、基本から学びたい方も改めて確認したい方にも適切な内容です。

Step2~3. 解決すべき課題を設定し、対策案を出す

問題と原因が定まったら、解決していくための対策を考えます。

「成果に繋がる」「わかりやすい」「着実に実行できる」ものが、良いアイディアと言われます

良いアイディアを出すための考え方や活用できるフレームワークを紹介し、出したものをどのように評価し実行していくかについて流れで確認します。

Step4. 実行し、振り返る

あとは、対策案を実行していくだけです。
実行のためのゴール設定や行動計画を行い、着実に進められるスキルを磨きます。

また、ビジネスにおいて「やりっぱなし」が最も危険です。必ず実行した際には振り返りが必要であることを理解し、結果をどのように評価していくかを学びます。

リスキル問題解決研修の特徴

リスキルの問題解決研修では次のような特徴があります。

ニーズに合った内容が豊富に用意されている

上記の通り、問題解決は一連の流れに沿って行われていきます。
全体の流れを理解させたいのか、一部分に重きを置いて勉強してほしいのかなど、ご要望に合わせた研修やプログラムをご用意しています

ご要望 該当する研修内容
問題解決の全体像や基本を学ばせたい 問題解決研修 基本編
問題を発見する力に特化したい 問題解決研修 問題発見編
問題に対する解決策・アイディアの出し方を強化させたい 問題解決研修 解決策立案編

上記以外にも、90分にまとめたセミナーもご用意しております。
詳しくは本ページ研修一覧をご覧ください。

ワークを交えて実践的に学ぶことができる

問題解決研修の中では、ロジックツリーや問題解決マトリクスなど、様々なツールを使って考えを深めていきます。その際、研修を聞いているだけではなかなかスキルが定着しません。

リスキルの問題解決研修では、一つずつのツールや考え方を学んだ後、実際に自身の手を動かしてやってみるワークや事例を用いたものなどを多く用意しています
そのため、限られた研修時間内でスキルを身に付けることが可能となります。

明日から問題解決に使えるステップやノウハウがわかる

問題解決の方法について学習することで、ビジネス上の問題を解決していくために必要なスキルを身に付けることができます。

効果的に業務を進められる組織や、ノウハウの蓄積性の高い組織の実現に近づきます。

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問題解決研修のラインナップ

問題解決研修

一人ひとりが主体的に問題を発見し、原因を探り解決できる組織づくりを目指すために、具体的な手順を学ぶ研修です。

研修タイトル想定研修時間
問題解決研修 公開講座 問題解決研修 - 問題の根本解決を行うスキルを身につける 6時間
問題解決研修 一社研修 問題解決研修 基本編【主体的に問題を解決するための】 6時間 (変更可)
問題解決研修 一社研修 問題解決研修 問題発見編【本質的な問題を見つける】 6時間 (変更可)
問題解決研修 一社研修 問題解決研修 解決策立案編【解決プロセスの全体像をつかむ】 6時間 (変更可)
問題解決研修 一社研修 問題解決研修 半日編【半日で集中理解する】 3時間 (変更可)
問題解決研修 一社研修 課題設定力向上研修【適切な問題発見/分析/課題設定ができる】 3時間 (変更可)
問題解決研修 一社研修 問題解決研修セミナー【1時間半の集中セミナー】 1.5時間 (変更可)
問題解決研修 eラーニング動画講座 問題解決研修 基本編 72分

ロジカルシンキング研修

ロジカルシンキングを身に付け、論理的に問題発見・解決ができる人材になるための研修です。

研修タイトル想定研修時間
ロジカルシンキング研修 一社研修 ロジカルシンキング研修【本質を捉え・伝える力を身につける】 6時間 (変更可)
ロジカルシンキング研修 一社研修 仮説思考研修【ロジカルシンキングによる早期抜本解決を目指す】 6時間 (変更可)

デザイン思考研修

よりユーザー目線での課題解決するために必要な、デザイン思考を身に付ける内容です。

研修タイトル想定研修時間
デザイン思考研修 一社研修 デザイン思考基礎研修【実践的に役立つ】 6時間 (変更可)

クリティカルシンキング研修

客観的に物事を考え、課題を分析・検証する思考方法を身につけ、業務の効率促進に繋げることを目的とした研修です。

研修タイトル想定研修時間
クリティカルシンキング研修 一社研修 クリティカルシンキング研修【客観的な分析を身につける】 6時間 (変更可)

研修カリキュラムの例

次のカリキュラムは問題解決研修に属する問題解決研修 基本編【主体的に問題を解決するための】のカリキュラムです。研修の流れの例としてご参考ください。

  1. 01問題解決とは

    ゴール

    本質的な解決につながる問題解決の手順を理解する

    • 【オープニングワーク】問題解決の経験
    • 問題解決とは
    • 問題解決の失敗パターン
    • 問題解決の手順
  2. 02問題はどこにあるのか

    ゴール

    解決のために対処する問題を特定する方法を学ぶ

    • 【ワーク】問題の所在
    • 問題を特定するためのポイント
    • 問題の全体を正しくとらえる
    • 問題を適切に絞り込む
    • 【ワーク】ロジックツリー・問題所在マトリックスを作成してみる
    • 論拠をつけて問題を特定する
  3. 03原因は何なのか

    ゴール

    問題の原因を特定する手法を理解する

    • 問題の原因を掘り下げる
    • 因果分析(なぜなぜ分析)の進め方
    • 問題を掘り下げる上でのポイント
    • 【ワーク】因果分析(なぜなぜ分析)の実践
    • 手を打つ原因を定める
  4. 04対策案の立案

    ゴール

    具体的に何をするのかを明確にする手法を理解する

    • あるべき姿を考える
    • 【ワーク】あるべき姿を考える
    • 優れた対策の3つの要件
    • 対策のツリーと評価
    • 【ワーク】対策立案シートの作成
    • 対策案を実行に移すために
  5. 05対策の実行

    ゴール

    対策実行のための行動計画の立て方や進捗管理を学ぶ

    • ゴールの明確化と実行計画
    • KPIの設定とモニタリングポスト
    • 【ワーク】KPIの設定
  6. LAST目標設定

    ゴール

    気づきを整理し、今後の目標を立て、明日からの行動に落とし込む

    • 【ワーク】気づきと行動の落とし込み
    • 【ワーク】目標の言語化

問題解決研修参加者(受講者)の声

研修を受講した方から、研修後のアンケートにて以下の感想を頂いております。

システムキッチンメーカー様

内容: 満足・良かった

100.0 %

講師: 満足・良かった

100.0 %

研修参加者の声

  • 非常にわかりやすく聞き取りやすい声・トーンでお話いただきました。また、こちらの回答へのアドバイスも的確で納得しながらお話を聞けました。
  • 具体例など踏まえて教えて下さるので、実務に活かすイメージがわきやすく、わかり易かったです。
  • 問題解決についてのポイントや、流れを理解することができました。特に、対策案を考える前にすべき手順をふむことが、問題解決の効果を高め成果につながることは、とても勉強になりました。

医療製品開発・生産企業様

内容: 満足・良かった

95.2 %

講師: 満足・良かった

100.0 %

研修参加者の声

  • 問題解決というテーマを元に、自社の問題について考える良い機会になりました。
  • ありがとうございました。短い時間であるにもかかわらず、要点が纏められていると感じました。説明がわかりやすく、すっと入ってきました。これを、実際の現場に活かしながら取り組んでいければと考えました。
  • 今までは、やはりすぐに問題解決策を考えていました。原因を特定しまして、どこどこ→なぜなぜから実施したいと思います。
  • ワーク中の質問に的確に答えていただきました。ご自分の経験から具体的に教えていただいたのでとても分かりやすかったです。どうもありがとうございました。
  • そもそも「問題」の定義を理解していなかったので、大変勉強になりました。問題=トラブル=迅速な対応=問題解決のようなことに囚われていたので、今後はきちんとまず”あるべき姿”を想像し、”現状”の把握をして、あるべき姿に近づくためにどうするか?という観点で考え、慎重に解決策を導けるように努力しようと思いました。
  • 問題解決の要点がよくわかりました。今後どのように、実際の業務にいかしたらいいのか、のところまで導いていただいていました。今後の業務にもいかせていけると思います。

物流企業様

内容: 満足・良かった

100.0 %

講師: 満足・良かった

100.0 %

研修参加者の声

  • 前回の講習以降、自分なりにPDCAサイクルを考えていたが、今日の研修で具体的な数値目標がなく、漠然としていたことに気づかされた。
  • 【課題】を設定する際、目標達成のための課題となっているかチェックが必要で、手・足・口が動く課題を設定する必要がある事を学んだ。
  • 日々の業務では学べないことを学べ、自分を見つめ直すことができました。ありがとうございました。
  • 今日一日有難うございました。【実行できない課題ほど意味の無いものはない。】自分の中で深く刺さりました。この言葉を忘れずやり切っていきます。
  • 課題設定について理解することができました。As is To Beやロジックツリーを参考に、職場の問題解決に結びつけたいと思います。

人材サービス企業様

内容: 満足・良かった

91.7 %

講師: 満足・良かった

83.3 %

研修参加者の声

  • 実際の業務を想定しながらワークができたのが良かったです。また、他部署の方との考え方の違いについて再認識できたので勉強になりました。
  • 研修内でのワークとはいえ、同僚とここまでの時間を費やし、問題解決について意見を出し合ったことは貴重な時間となった。
  • WHERE→WHYは良い気付きでした。グループワークで、WHEREを探している最中に気付いたらWHYの話になっていることに気付きました。普段から、問題に対してWHYを探す癖がついてしまっていたようですので、まずは「WHERE」からを意識したいと思います
  • 「やりがちなパターン」を話したうえでの説明が多く、イメージしやすかった。実習が多くて良かった。普段はここまで考えることがなかったので、「もっと考えないといけない」とこれからの業務の指標にもなるような気がした。
  • 身近な問題解決について考えさせるために、マネージャーよりも一つ下の階層に対して実施しても良い内容だと思った。

問題解決研修に関するよくあるご質問

問題解決研修の目的は何ですか?

問題の発見から解決までの手順と具体的な手法を学ぶことで、効果的・効率的に業務を推進する組織の実現を目的としています。

詳しくはお問い合わせください

問題解決研修では事例をふまえたワークはありますか?

はい、ご用意しております。
問題解決に関するスキルは、手を動かしながら頭を使っていくことで強化されます。各スキルを紹介した後に、実践的に学べるワークを容易しています。

研修の種類が様々ありますが、どれを選んだら良いでしょうか?

どれを中心に学びたいかに応じてお選びいただけます。リスキルでは、問題解決の全体を学ぶもの、それぞれのステップを深堀りしているものをご用意しています。
また、現状の課題や研修のゴールをお伺いして最適な研修のご提案もしております。お気軽にお問い合わせください。

階層別研修ではどの層に取り入れるのが良いでしょうか?

一通りの仕事を覚え、考えて行動する業務が増えてくるような段階で取り入れていただくことが多いです。中堅、管理職だけでなく、若手の方にもご受講いただいています。
問題解決研修を検討されている背景等をお伺いして、最適な研修をご提案いたします。

よくあるご質問の一覧>

豊富な研修実績

リスキルの問題解決研修は多くの企業様にご利用いただいています。

問題の発見からその解決まで順を追って体系的なカリキュラムで学習することで、行動計画の立て方や進捗管理の手法などまで含めた「問題解決が出来る組織作り」の大きなヒントが得られたというご意見を頂戴しております。

リスキルの研修は様々な企業様にご利用いただいています

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