クライシスマネジメント研修 【危機的状況を乗り越える】

未然に防ぐことができないクライシスに対しての最善の対応方法を理解し、危機的状況に直面した際に素早い対応ができるようになるための研修です。

クライシス(危機的状況)が起きた時も、素早い対応ができる

本研修の対象

中堅社員 管理職

  • 実際に危機に直面した際の対応方法について、対策を立てておきたい方
  • 自組織を取り巻く環境により、危機的状況に陥った場合の対応スキルを学びたい方
  • 危機的状況に陥った場合の初期対応と被害軽減方法を学びたい方

こんなお悩みや課題をお持ちの方へ

研修に対する課題
  • 大規模自然災害やパンデミックなど、自組織を取り巻く環境への対応方法を学ばせたい
  • 有事の際の対応方法についてルール作り・初期動作を決めておきたい
  • 危機に直面した際に、事故・事件・不祥事につながらない適切な対応方法を蓄積しておきたい

クライシスマネジメント研修の概要

クライシスマネジメント研修は、クライシス(危機的状況)が起きた際、被害を最小限にするために行う対処法を学び、適切で素早い初期対応ができることを目指す研修です。

リスクマネジメントとの違い

リスクマネジメントとクライシスマネジメントは、危機管理という分野でよく使われます。この2つの違いは下図の通りです。
  
リスクマネジメントとクライシスマネジメントの違い説明

  • リスクマネジメント  :発生しないために前もって起こり得るリスクを洗い出し、対策を考える
  • クライシスマネジメント:危機的状況が発生した後の対応を考えること

クライシスマネジメントの方が、リスクマネジメントより発生後の対処法に重きをおいている内容となっています。

クライシスマネジメントを企業として実施する意味と対象

クライシスマネジメントを実施する意味としては「不測の事態に備える」ということが大きな理由として挙げられます。
コンプライアンスやハラスメントなどのリスクマネジメントに加えて、企業が検討するべき重要事項です。
準備をしておくことで不測の事態においても落ち着いた行動ができます。

クライシスマネジメントを実施する意味

従業員を守る

人材を「人財」と表す企業も多いように、企業にとって従業員は大切な財産です。自然災害等の発生そのものを完全に防ぐことはできなくとも、事前の準備によって従業員を守ることを考えておく必要があります。

もし、勤務時間中に災害が発生したら、どうやってビルから出るのか、どこに避難するのかなど初動を決めておくことだけでも従業員の安全確保に効果があります。

お客様・地域社会を守る

お客様へどのように対応するかという観点でも準備が必要です。すべての対応を事前に想定することは難しいとしても、例えば、連絡方法や判断方法などについて定めておくことで安心感を持っていただけます。また、地域社会への貢献についても考えておくことが望ましいです。

社会への責任を果たす意識をもって準備ができれば、危機を乗り越えたあとにも良い影響が期待できるため、平常時に準備しておく必要があります。

クライシスマネジメント研修のラインナップ

クライシスマネジメント研修

未然に防ぐことができないクライシスに対しての最善の対応方法を理解し、危機的状況に直面した際に素早い対応ができるようになるための研修です。

研修タイトル想定研修時間
クライシスマネジメント研修 一社研修 クライシスマネジメント研修【危機管理とリスクへの対応を学ぶ】 3時間 (変更可)

リスクマネジメント基本研修

組織を取り巻く様々なリスクを把握し、それらにどのように対応するか計画を立てるための研修です。

研修タイトル想定研修時間
リスクマネジメント基本研修 一社研修 リスクマネジメント研修【企業内外のリスクを管理する】 4時間 (変更可)

リスキル研修の特徴

リスキルのクライシスマネジメント研修には次のような特徴があります。

不測の事態に直面した際のスキルを蓄積する

リスクマネジメント研修とは異なり、クライシスマネジメント研修は「実際に危機に直面した際の対応方法を考える」内容です。
危機に直面した際のインシデントマネジメント(初期対応・初動)や被害軽減策を事例をもとに学んでいくことにより、組織に必要な知識を蓄積することができます。

ケーススタディで当事者意識を高める

危機を想定したケーススタディを行うことで、自組織・自部門ならどうするか、時間外に起きた際にどうするか等、より自分ごととして考えることができ、当事者意識を高めます。危機的状況を自分ごととしてとらえることで、不測の事態に対して適切に対処する心構えを持たせることができます。

見積りを10秒作成 お問い合わせはこちら 研修資料を請求する

研修カリキュラムの例

次のカリキュラムはクライシスマネジメント研修に属するクライシスマネジメント研修【危機管理とリスクへの対応を学ぶ】のカリキュラムです。研修の流れの例としてご参考ください。

  1. 01クライシスマネジメントの理解

    ゴール

    クライシスマネジメントとその全体像について理解する

    • 【オープニングワーク】クライシスマネジメントとは
    • クライシスマネジメントとは何か
    • リスクマネジメントとの違い
    • クライシスマネジメントの全体像
    • 前提:クライシスに対する必要な考え方
  2. 02準備段階

    ゴール

    クライシスが発生する前に準備しておきたい項目を理解する

    • 災害や事故におけるリスク(ハザードリスク)の理解
    • リスク分類の大項目
    • エスカレーションルールを作成する ※ ルールがすでに決まっている場合は共有の時間とします
    • マニュアルを作成する
    • マニュアル作成時のポイント
    • (参考)ハザードマップの確認
  3. LAST対処段階

    ゴール

    実際に危機的状況が発生した際の対応方法を理解する

    • クライシス(危機)発生後の対応の流れ
    • 事実関係の確認
    • 緊急対策会議を開き、対応策を練る
    • 【グループワーク】災害時、自社での対応を考える
    • クライシスマネジメントに関して一人ひとりができること
    • 【ワーク】気づきと行動の落とし込み
    • 参考資料:危機的状況が発生した際に必要な初動対応

クライシスマネジメント研修に関するよくあるご質問

クライシスマネジメント研修はオンラインでも可能でしょうか?

はい、実施可能です。現地での研修とほぼ同質の感覚で研修は実施できています。

大きな問題が起きたわけではないため、当事者意識を持って受講してくれるでしょうか?

クライシスマネジメント研修は、「危機的状況に直面した際に必要な知識やスキルを身に付ける」という視点で授業を行います。そのため、問題が起きていない場合に関しても、リスクマネジメントとして必要な知識と技術を備えておくというとらえ方で、どなたにも受講いただける内容となっております。

よくあるご質問の一覧>

豊富な研修実績

リスキルのクライシスマネジメント研修は、様々な企業様よりお問い合わせをいただいております。

大規模な自然災害やパンデミックなど、危機的状況は多岐にわたります。適切に対応するには知識やスキルの蓄積が不可欠です。文献を読むだけでは身に付けることができないスキルを具体的なケーススタディを用いて実践することで、不測の事態に適切で素早い初期対応ができる人材を育てます。

リスキルの研修は様々な企業様にご利用いただいています

研修実績 導入事例を見てみる

お見積もり、お問い合わせはこちらから

お見積もり、お問い合わせはこちらから

見積りを10秒作成

TOPへ

研修のお問い合わせはこちら

リスキルの社員研修に関する
お見積り、お問い合わせはこちらから

お電話はこちら

0120-299-194

0120-299-194

電話受付:月〜金 9:00-19:00(土日祝も研修実施)