QCリーダー研修 【品質管理の改善に向けて】

QC活動におけるリーダーの役割を理解して、社員全体の意識を高めるための基本知識やスキルを身につける研修です。

QC活動におけるリーダーの役割を理解し、効果的に進める

本研修の対象

中堅社員 管理職

  • QCリーダー及びQCサークルメンバーの方
  • 現場管理者として品質管理の知識を身に付けたい方
  • 品質管理・業務改善のご担当者様

こんなお悩みや課題をお持ちの方へ

研修に対する課題
  • 品質管理の改善に向けての活動ができていない
  • QC活動に関する方法論やフレームワークの活用が難しい
  • 業務が忙しく、チームにおけるQC活動を先導できていない
  • QC活動を行っているが、活動が業務に役立っているという実感がない

QCリーダー研修の概要

QCリーダー研修は、QC活動を実行するために、リーダーとして必要な基本知識や実務スキルを身に付ける研修です。
様々な方法論・フレームワークで現状を分析し、改善策と具体的な目標を立てていくことができます。

QCリーダー研修とは

QC活動とは何か

QC 活動とは、Quality Control(QC:品質管理)に関わる活動全般を指します

もともと、製造業(工場やものづくりなど)の現場で、品質管理のために使われていた言葉ですが、「仕事の質」として捉え、ビジネスシーンでも必要な考えとして重要視されています。

仕事がやりづらい、トラブルが発生することは「仕事の質」が落ちていることと同意です。
データ収集→問題分析→改善方法を考えるという QC 活動の流れを踏むことで、日々の仕事がやりやすく、限られた時間で効率良い仕事ができるようになります 。

QC活動とは

QC活動をすることのメリット

QC活動を率先して行っていく人や管理職などを「QCリーダー」と呼びます。
QC活動を推進していくことによるメリットは以下の通りです。

現状が視覚化されるため、無駄を省くことができる

QC活動は「やりづらさを改善すること」が目的です。そのために「現状の業務でやりづらいことは何か」を洗い出していきます。

洗い出す、つまり業務を視覚化することで、無駄な業務を省き、限られた時間で生産性の高い仕事を行うことに繋がります。 無駄な作業がなくなることで業務時間が減り、残業を軽減することも期待できるのがQC活動の大きなメリットです。

ビジネスシーンにおける、問題解決力が向上する

QC活動で使うフレームワークや図やグラフ化のスキルは、ビジネスシーンで問題やトラブルに遭遇した際の解決力を高める手立てともなります。

見落としがちな問題を発見することや、改善案を出すための原因追究方法などを身に付けることで、普段の業務にも活用することができるのです。

常に考える力が身に付く

QC 活動を実施していくことで、自然と考える力が身に付きます

なぜなら、常に良い品質で仕事を行うためには、常に「なぜ」「どうして」と考え、「今最善の手段を取る」必要があるためです。これもメリットの一つと言えます。

QCリーダー研修で学ぶ内容

QCリーダー研修では、以下の流れで「仕事や業務のやりづらさ」を改善していきます。

項目 行う目的 使用する QC 行動7つ道具
テーマの設定           現状感じている仕事へのやりづらさや悩みを書き出し、解決したいテーマを決めます グラフ
チェックシート(マトリクス)    
テーマの本質を捉える 設定したテーマについて、「やりづらさ」「悩み」とは一体何かデータで分析します。グラフや表で視覚化することで、悩みの本質を捉えることができます フローチャート
パレート図
ヒストグラム
グラフ
目標の設定 本来あるべき姿・良いと思える状態はどのようなものかを考え、目標を決めます
分析 あるべき姿になるために、さらに深く分析し、解決すべき要因を見つけます ロジックツリー
特性要因図
ヒストグラム
改善方法の検討と実施 原因に対して対策を考え実践します
検証 問題が解消したかを確認します。良い対策であれば、続けていくための標準化 を行います グラフを用いて、原因の改善策を実施したことで、問題が解消したかどうかを確認する

QCリーダー研修のラインナップ

QCリーダー研修

QC活動におけるリーダーの役割を理解して、社員全体の意識を高めるための基本知識やスキルを身につける研修です。

研修タイトル想定研修時間
QCリーダー研修 一社研修 QCリーダー研修【QC活動を効果的に進める】 6時間 (変更可)
QCリーダー研修 eラーニング動画講座 QCリーダー研修 95分

問題解決研修

一人ひとりが主体的に問題を発見し、原因を探り解決できる組織づくりを目指すために、具体的な手順を学ぶ研修です。

研修タイトル想定研修時間
問題解決研修 一社研修 問題解決研修 解決策立案編【課題解決のためのアイディア能力を磨く】 6時間 (変更可)
問題解決研修 一社研修 問題解決研修 問題発見編【本質的な問題を見つける】 6時間 (変更可)
問題解決研修 一社研修 問題解決研修 基本編【主体的に問題を解決するための】 6時間 (変更可)

生産性向上研修

現在の業務実績を把握して、業務成績を上げるためにどのような改善を行えるかを考え、生産性を向上させる研修です。

研修タイトル想定研修時間
生産性向上研修 一社研修 業務フロー図作成研修【フローチャートで業務を管理・改善する】 6時間 (変更可)

リスキル研修の特徴

リスキルのQCリーダー研修には次のような特徴があります。

QC活動に必要な方法論やフレームワークが分かりやすく理解できる

QC活動におけるリーダーの役割を認識してもらい、具体的な進め方を手順に沿って学ぶことができます。自身で勉強するだけでは身に付けることが難しい、方法論やフレームワークを実践を通して身に付けていきます。

求められる品質を改めて考え、改善策を考えられる

現状を分析し原因追究することで、求められている品質とのギャップを理解します。また、数値化や明確化されていなかった品質基準の水準について改めて考えることで、組織や部門が進むべき改善策についての具体的な目標や行動計画を立てることができます。

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研修カリキュラムの例

次のカリキュラムはQCリーダー研修に属するQCリーダー研修【QC活動を効果的に進める】のカリキュラムです。研修の流れの例としてご参考ください。

  1. 01QC活動の必要性と基礎理解

    ゴール

    なぜQC活動が必要か理解する

    • 【オープニングワーク】仕事がやりづらいと感じた時
    • やりにくさ・問題は何かを考える
    • QC活動とは
  2. 02テーマの設定

    ゴール

    職場やあなた自身の仕事での悩みから、改善すべきテーマを決める

    • 改善すべきテーマに気付く
    • 【ワーク】現状の「やりづらさ」「悩み」を洗い出す
    • 【ワーク】分析していくべき問題を決める
  3. 03テーマの本質を捉える

    ゴール

    設定したテーマについて、データ分析を通して視覚化し、テーマの本質を考える

    • テーマの「本質」は何か
    • 全体の状況を知る
    • 手法1. 工程表(フローチャート)
    • 手法2. パレート図
    • 【ワーク】テーマの本質を探る
  4. 04目標の設定

    ゴール

    問題の本質について「あるべき姿」は何かを考え、目標を決める

    • 目標の明確化
    • あるべき姿と現実のギャップを考える
    • 【ワーク】As is(現状)対To be(あるべき姿)を考える
    • 目標を明確に設定する
    • 【ワーク】SMARTを使って目標を考える
  5. 05要因の分析

    ゴール

    あるべき姿を目指すためにさらに深く分析し解決すべき要因を見つける

    • 詳細の原因を知る
    • 手法1. ロジックツリー
    • 【ワーク】ロジックツリーを作成する
    • 手法2. ヒストグラム
    • 手法3. 特性要因図(フィッシュボーン図)
  6. LAST改善方法の検討と実施、標準化

    ゴール

    改善案を考え、計画を立てて実施し、ルール化するまでの手法を理解する

    • 改善方法を考えるための基本
    • 改善アイデアの評価と選定
    • 【ワーク】改善案を考える
    • 改善の進め方
    • PDCAサイクルで改善を進める
    • (参考)実施計画・標準化
    • 【ワーク】気付きと行動への落とし込み

QCリーダー研修参加者(受講者)の声

研修を受講した方から、研修後のアンケートにて以下の感想を頂いております。

情報システム企業様

内容: 満足・良かった

96.2 %

講師: 満足・良かった

100.0 %

研修参加者の声

  • 問題を一つ決めて、実際に解決案を検討していくことで、実りのある研修になったと思います。
  • グループワークが多く、主体的に参加して研修を受講できてよかったです。ツールとしては知っているものの使い方が分からないものがあったので、改めて内容を知ることが出来て良かったです。
  • 個人ワークとチームワーク、講話の時間配分がよく取り組みやすかったです。また、講習の内容として、普段やっている改善活動とは異なり、本来あるべき姿を分析前に実施することは新鮮でした。
  • パレート図など問題の分析・特定方法など新しい手法を学ぶいい機会となりました。問題に対する深堀りが今までは足りてなかったと感じさせられました。

QCリーダー研修に関するよくあるご質問

QCリーダー研修は、どのような職種が対象でしょうか

管理職や品質管理を担当する方であればどなたでもご参加可能です。QC活動をすでにされている製造業や建設業の方はもちろん、品質管理について課題を感じている方や問題を解決したい部署がある場合などにおすすめの研修です。

なお、受けていただく層としては、リーダーや管理職の方など、部署やチームを管理・マネジメントしていく立場の方を推奨しています。

QCリーダー研修をオンラインで実施することは可能ですか?

はい、可能です。リスキルの研修は、対面・オンライン・対面とオンライン同時のハイブリッド式からお選びいただくことができます。お気軽にお問合せください。

他研修とQCリーダー研修を組み合わせて、複数日程で研修を開催することは可能ですか?

はい、可能です。リスキルのQCリーダー研修は組み合わせ自由です。
- 何日間の研修を実施したいか
- 学習させたい研修内容やコースは何か
- 受講生(従業員様)はどの層か
- 研修を通して解決したい問題や課題は何か
など、ヒアリングさせていただいた上で、適切な研修をご提示いたします。

セミナー形式など、短時間でQCリーダー研修を実施することは可能ですか?

はい、可能です。研修実施可能時間に合わせて、1時間~6時間内での調整が可能です。短い時間のため、既存の研修プログラムからポイントを抑えて選出し編成します(ご相談しながら組み立てていく形です)なお、短時間にしたことよる研修費用についてはお問合せください。

OCリーダー研修と関連して受けた方が良い研修はありますか?

はい、ございます。以下の研修を受けていただくことでよりQCリーダーとしてのスキルが高まります。

- ロジカルシンキング研修
- 発想力研修

よくあるご質問の一覧>

豊富な研修実績

リスキルのQCリーダー研修は、様々な企業様よりお問い合わせをいただいております。

日頃の業務と平行して、品質管理の視点で現状を把握・改善案を作成することは容易ではありません。研修という時間を使って、改めて現状を分析し、自社に求められる品質の基準を明確にすることで、業務改善を行うことができます。

リスキルの研修は様々な企業様にご利用いただいています

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