LGBTについての理解を深め、誰もが働きやすい企業内環境を作るための研修です。
若手社員 中堅社員 管理職
LGBT研修とは、LGBTQ+についての基礎知識を習得し、当事者の内的世界を知った上で、企業・会社や個人としての適切な対応を学ぶ研修です。LGBT人材を含めて、誰もが働きやすい企業・会社や多様性を受け入れる土壌を作ることを研修の目的としています。
まずは、LGBTとは何かという基本から確認していきます。
LGBTとは、性的思考や性自認の問題に関する呼称を集めた呼び方です。以下それぞれの頭文字を組み合わせたものです。
用語 | 意味 |
---|---|
Lesbian:レズビアン | 女性の同性愛者 |
Gay:ゲイ | 男性の同性愛者 |
Bisexual:バイセクシャル | 両性愛者 |
Transgender:トランスジェンダー | こころの性とからだの性との不一致 |
LGBTにQを加えてLGBTQと呼ぶこともあります。Q(クイア、もしくはクエスチョニング)とは、性自認や性的指向が定まっていない、もしくはあえて定めていない人のことを指します。
現状では、それ以外のものも含めてLGBTQ+と表現することもあります。
性の構成要素は3つの軸により支えられています。これらの軸によって成り立っていますが、一人ひとりその程度は異なります。人によって異なるという考え方がLGBTの基本です。下記の他にも、性の表現方法(服装や持ち物、話し方など)によっても分けられる、という考え方もあります。
構成要素 | 内容 |
---|---|
身体的性別(からだの性) | 生物学的に男か女かを区別することです |
性自認(こころの性) | 身体的性別に関わらず「自分がどの性別に属していると思うのか」という認識のことです 身体的性別と性自認が異なる人を「トランスジェンダー」と言います |
性的指向(好きになる相手の性) | 性的な興味関心がどの性に対して向かうか、あるいは向かわないかを示す概念のことです |
企業・会社においてLGBT研修を行う目的は以下のようなものがあります。
LGBTQを含めたセクシャルマイノリティの方は、全体の8%いるとされています。13人に1人、つまり企業・会社に所属する社員が1000人いた場合76人存在しているという計算です。参考:LGBT当事者は13人に1人、職場ではどう受け止められているの?|日本労働組合総連合会
当事者が「隠している」ため、そんなに周りにはいないと思われる方も多いでしょう。隠しているために気づかず、無意識に差別や偏見を行ってしまっていることが危惧されます。LGBT研修は新たに迎える方々のためだけでなく、企業・会社に所属する既存の社員の方々が働きやすい環境を作るためにもなります。
LGBTへの正しい理解をすることで、該当者に対する行動や言動に配慮することができます。たとえ本人がカミングアウトしていない場合でも、「誰にとっても働きやすい職場になるような行動・言動」をすることが重要である、という切り口で必要なスキルを学ぶことが重要です。
LGBT研修を受けることで、相談を受けたりカミングアウトを受けた際にどのように対応していけば良いかを学ぶことができます。発生した時にあわてて対応しているのでは遅いため、準備をしていく必要があります。起こりうる課題に対しての対応を学んだり、ワークで考えることで、実際の場で考える時の方針がわかり、スムーズに対応ができます。
LGBTについての理解を深め、誰もが働きやすい企業内環境を作るための研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 LGBTQ研修【ケーススタディを元に理解を進める】 | 3時間 (変更可) | |
eラーニング動画講座 LGBTQ研修 | 33分 |
管理者として、チーム全体の目標達成や組織力を向上させるための業務改善・コミュニケーション方法等が学べる研修です。マネジメントの役割を持つ方が対象です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 管理職向け ダイバーシティマネジメント研修【働きやすい職場を作る】 | 5時間 (変更可) |
自分では気づきにくい偏見やバイアスを理解することで、相手に配慮した対応ができることを目的とした研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 アンコンシャス・バイアス研修【企業内での無意識の偏見に気づく】 | 3時間 (変更可) |
タイバーシティを学ぶことで、様々な価値観を受け入れるという意識を持ち、多様な人物が活躍できる組織づくりを行うための研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 ダイバーシティ&インクルージョン研修【組織を活性化する】 | 6時間 (変更可) |
女性社員の能力を生かして組織全体へ還元してもらうために、女性が働きやすい環境を作るための研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 管理職向け 女性活躍推進研修【より女性が活用できる組織のために】 | 6時間 (変更可) |
リスキルのLGBT研修には次のような特徴があります。
リスキルのLGBT研修では、LGBTの基礎理解から当事者のよくある悩みを理解した上で、適切な対応方法を学ぶことができます。ポイントを押さえた内容であり、どの階層の方にもお受けいただけます。企業や会社に所属するどの階層の方でも問題なく受講できるレベル感のものです。
多様な価値観やLGBTQなどの属性を持つ方全てが、働きやすいようにマネジメントするスキルを「ダイバーシティ・マネジメント」と言います。このマネジメントスキルを学ぶことで、リーダーや管理職など、LGBTを持つ方が部下になった場合の適切な対応や配慮ができるようになります。
具体的には、LGBTを持つ方かどうかを問わず、部下一人ひとりと向き合う重要性を理解した上で、アウティングをしないこと(本人が望まないに関わらず、性のあり方を他人に伝えること)や、カミングアウトの強制をしないことなど注意すべき点を学びます。また、相談を受ける際の適切な対応についても確認することで、誰もが働きやすい会社・企業の環境を整えることにつなげていきます。
LGBT研修というと、座学のみとイメージされる場合もあるかもしれません。リスキルのLGBT研修では、ワークを交えて双方向性のある授業を用意しております。ワークに関する講師からの投げかけを通して気付きにつなげていくことができます。
また、ディスカッションを実施する場合もあります。(例:社内の手続きに関わる男女の表記について改善した方が良い点を考える など)これらの話し合いの中でも、講師や受講生同士とのやり取りを通して考えを深めていくことができます。
リスキルのLGBT研修は組み合わせ自由です。ハラスメント研修やコンプライアンス研修、ビジネスにおける異文化理解研修との組み合わせ等も自由に行うことができます。
お問い合わせいただいた上で、企業・会社様別に「研修を実施したいと思う背景」「対象者」「研修として実施したい内容」等をヒアリングした上で、企業様に合わせた研修内容をご提案いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
次のカリキュラムはLGBT研修に属するLGBTQ研修【ケーススタディを元に理解を進める】のカリキュラムです。研修の流れの例としてご参考ください。
01LGBTQの基礎理解
LGBTQの基本知識を理解する
02当事者の悩みを知る
セクシャルマイノリティの状況を理解する
03適切な対応方法を身に付ける
セクシャルマイノリティの方について適切な考え方や相談の受け方を理解する
LASTケーススタディ
事例を通じてLGBTへの理解を深め、対応を検討する
研修を受講した方から、研修後のアンケートにて以下の感想をいただいております。(2024年現在、直近に実施した研修よりピックアップして表示しております)
株式会社リスキルのLGBT研修の目的は、LGBTを正しく理解し、配慮していきたい言動や行動、上司である立場から支援していく方法などを学ぶことです。基本知識から事例やワークを通して実践的に学ぶことができる研修内容です。
LGBTの研修実績がなかったとしても、問題なく導入いただける研修内容です。初めての導入ということでしたら、まずは、管理職や人事制度に関わる方に受けていただくのがおすすめです。マネジメントする側が正しく理解をしていくことで、誰もが働きやすい職場を作り上げることができ、部下への教育も適切なものとなります。もちろん、それ以外の方にお受けいただいても構いません。
はい、オンラインでの開催可能です。株式会社リスキルの研修は、対面・オンライン・対面とオンライン同時のハイブリッド式からお選びいただくことができます。(対面とは、講師を派遣して研修を実施する形式の研修を指します)オンライン研修の実施が初めてという場合も、気軽にお問合せください。(無料でご相談お受けしております)
はい、可能です。株式会社リスキルのLGBT研修は、研修としてご希望のカリキュラム内容と実施日数(何日間で研修を行いたいか)をヒアリングした上で、適切な研修内容をご提示いたします。講師派遣型かオンライン・ハイブリッド型など研修の形式についてもご相談可能です。お気軽にお問い合わせください。(無料でご相談お受けしております)
株式会社リスキルがご提供する各研修のお見積りは、研修ページより請求できます。簡単な情報だけ入力いただければ、メールアドレス宛にすぐに届くため、手軽に利用できます。 なお、講習時間や日程を増やした場合の費用感や短くした場合の価格については個別にお問い合わせください。
はい、人権研修としてご用意がございます。研修名は人権デューデリジェンス研修です。人権デューデリジェンス(Human Rights Due Diligence)とは、企業・会社が人権侵害のリスクを軽減するための一連の取り組みや活動のことを指します。企業における重要なリソースである「人」の尊厳を守るために、企業ができることを学ぶ研修内容です。ぜひご検討ください。
はい、可能です。株式会社リスキルの研修は事例やケースワークのアレンジが可能です。ヒアリング時にどのようなLGBTQに関する事例が企業様にて発生しているかをお伝えください。なお、企業様の事例において「従業員様個人が特定できてしまうような事例」については、多少内容をぼやかす可能性がございます。あらかじめご容赦ください。
はい、学校教員様に向けてLGBT研修を開催することは可能です。基本的には一般企業様向けの内容になっておりますので、もし独自の事例や配慮してほしいことなどがあればヒアリング時にお伝えください。
はい、可能です。リスキルは日本全国で研修を行っています。オンライン・対面いずれも全国各地で実施可能です。対象地域:北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県
はい、可能です。リスキルのLGBT研修は組み合わせ自由です。
- 何日間の研修を実施したいか
- 学習させたい研修内容は何か(例:誰もが働きやすい職場づくり研修の一貫として実施したい、性的マイノリティについてもふれてほしい)
- 受講生(従業員様)はどの層か(例:相談窓口を担当する社員に受けてほしいなど)
など、ヒアリングさせていただいた上で、適切な研修をご提示いたします。
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