コンプライアンスを遵守するために注意すべき点を理解し、万が一トラブルが起きてしまった際の対応方法を身に付ける研修です。
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コンプライアンス研修とは、企業実務を取りまくリスクを学び、改善できるようになるための研修です。コンプライアンスに対する意識を高め、社員全員が正しい行動をとれることを目的としており、多くの企業で実施されている研修テーマです。
まずは、コンプライアンス研修のテーマである「コンプライアンス」の意味を理解していきます。
コンプライアンスとは「法令遵守」のことです。法律に従って行動することがコンプライアンスの前提です。それを踏まえた上で、「社内規範(社内でのルール)」「社会規範」「企業倫理」を守ることが重要視されています。個々人の発信力が強くなっている現代社会において、コンプライアンス違反が企業に与える影響が大きくなっており、適切な教育が必要です。
近年のコンプライアンスに違反による倒産は200件前後で推移しており、最新は300件という数にものぼっています。企業を継続させていくためには、利益だけではなくコンプライアンスに関する知識を浸透させ、社員それぞれが法令やルールを遵守していく必要があります。
帝国データバンク「コンプライアンス違反企業の倒産動向調査,2022年度,2023/4/26」より引用
コンプライアンス研修を実施する目的は「予防」と「発生時の対応」のためです。具体的には以下の通りです。
「守るべきものとは何か」について、全社員が理解しているとは限りません。特に、グレーゾーンと呼ばれるような判断し辛い物事については、上司からのプレッシャーや期日を守らなければという責任感から、違反行為をしてしまう可能性もあります。
年1回など、定期的に「企業に所属する社員として、守るべきものは何か」「普段からそれを意識しているか」を振り返ることで、リスクを未然に防ぐことができます。
どれだけリスクを把握し、一人ひとりが意識していたとしても、コンプライアンス違反が発生してしまう場合もあります。その際、影響を最小限に留めるためには、適切な初期対応が必要です。
初期対応がずさんであることで、大きな被害や企業へのダメージに至ったケースは後をたちません。万が一の場合を想定し、自身がその場にいた際に対応できるためのスキルや考え方を身に付けておくことが重要です。
「社員一人ひとりが意識できていれば、研修をしなくても良い」「現時点で大きな問題が起こっていないから必要ない」という考えでは、万が一の場合に対応ができないだけではなく、現在進行系で起こっているリスクに気づくことができない場合もあります。定期的に社内での勉強会やコンプライアンス研修を実施することで、常に社員一人ひとりに意識してもらうことが必要です。
コンプライアンス研修といっても、企業内で守るべき法令やルールは数多くあります。その中でも、研修を実施し社員全員に同様の認識を持ってもらうためにおすすめの研修テーマは以下の通りです。
コンプライアンスを遵守するために注意すべき点を理解し、万が一トラブルが起きてしまった際の対応方法を身に付ける研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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公開講座 コンプライアンス研修(半日研修)- 重大なトラブル防止のために | 3時間 | |
公開講座 コンプライアンス研修 職場環境作り編(半日研修) - 違反の起こらない組織をつくる | 3時間 | |
一社研修 内部統制研修【不祥事を起こさないためのリスク管理】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 コンプライアンス研修【従業員の理解を深め、違反防止につなげる】 | 3時間 (変更可) | |
一社研修 不祥事を防ぐ社内風土づくり研修【良い社風を上から作る】 | 4時間 (変更可) | |
一社研修 セミナー型 コンプライアンス研修【2時間集中】 | 2時間 (変更可) | |
一社研修 下請法研修【適切な取引のために】 | 2時間 (変更可) | |
一社研修 コンプライアンス&ハラスメント研修【社員と会社を守るコンプラ研修】 | 6時間 (変更可) | |
一社研修 コンプライアンス研修 職場環境作り編【ルールを守る職場環境づくり】 | 3時間 (変更可) | |
一社研修 著作権理解研修【基本を理解しビジネスで活用する】 | 3時間 (変更可) | |
一社研修 インサイダー取引規制研修【会社の内部情報を正しく取り扱う】 | 1.5時間 (変更可) | |
一社研修 独占禁止法研修【不当な取引制限や独占を防ぐ】 | 3時間 (変更可) | |
一社研修 景品表示法研修【適切な表示・景品提供のために】 | 3時間 (変更可) | |
一社研修 セミナー型 景品表示法研修【ポイントを押さえて理解する】 | 1.5時間 (変更可) | |
eラーニング動画講座 コンプライアンス研修 | 53分 | |
eラーニング動画講座 下請法研修 | 50分 | |
eラーニング動画講座 著作権理解研修 | 98分 | |
eラーニング動画講座 速習版:コンプライアンス研修 | 21分 | |
eラーニング動画講座 ハラスメント&コンプライアンス研修 | 62分 | |
eラーニング動画講座 独占禁止法研修 | 51分 | |
eラーニング動画講座 不祥事を防ぐ社内風土づくり研修 | 39分 | |
eラーニング動画講座 インサイダー取引規制研修 | 34分 | |
eラーニング動画講座 内部統制研修 | 110分 |
リスキルのコンプライアンス研修には、次のような特徴があります。
コンプライアンスとは何かという研修テーマへの基本理解から始めます。コンプライアンス違反が原因で倒産してしまった事例や、業績が急激に下がってしまった事例をもとに、コンプライアンス違反に対する危機感を醸成し「なぜ守らなければならないか」についての再確認を行います。
コンプライアンス研修のまとめとして、コンプライアンス違反のケースワークを行います。
わいろやデータの偽装などの事例やテーマを読み、どのように対応をするかを考えることでスキルを実践的に身に付けていきます。
コンプライアンス研修と他研修を組み合わせて実施する企業様が増えています。企業様が希望するニーズに合わせてアレンジを加えることが可能です。例えば、コンプライアンスの中でも特に守っていきたいハラスメント等の注意喚起も含んだ研修として実施することも可能です。
組み合わせる研修(例) | リスキルでの研修例 |
---|---|
コンプライアンス研修+ハラスメント | ハラスメント&コンプライアンス研修 |
コンプライアンス研修+風通しの良い職場づくり | コンプライアンス研修 職場環境作り編 |
次のカリキュラムはコンプライアンス研修に属するコンプライアンス研修【従業員の理解を深め、違反防止につなげる】のカリキュラムです。研修の流れの例としてご参考ください。
01コンプライアンスの概要
コンプライアンスとは何かを考え、理解する
02コンプライアンス違反への対処方法
コンプライアンス違反が発生した時にやるべきことを理解する
LASTコンプライアンス違反の防止
コンプライアンス違反を防止するための方法について考える
研修を受講した方から、研修後のアンケートにて以下の感想をいただいております。(2024年現在、直近に実施した研修よりピックアップして表示しております)
リスキルのコンプライアンス研修では、コンプライアンスとは何かから始まり、企業内にてコンプライアンス違反はどうやっておきるか、防止するためにはどうしたらよいかまで、ケースワークを交えて学べる内容となっています。リスクマネジメントの側面からも実施する企業が増えている研修テーマです。
はい、可能です。リスキルのコンプライアンス研修は、対面・オンライン・対面とオンライン同時のハイブリッド式からお選びいただくことができます。なお、研修内容・テーマや使用するテキスト(教材)は同じものです。その他、疑問点等ございましたらお気軽にお問合せください。(無料でご相談お受けしております)
はい、可能です。リスキルのコンプライアンス研修は、全ての皆様に参加していただける研修テーマです。コンプライアンスへの意識は管理職やマネージャーだけが持つものではなく、社員全員に持っていてほしいものです。確保できる時間、スケジュールに合わせてご提案させていただきます。なお、企業の支社によって日程や時間をずらして行いたいなどのご要望も対応可能です。
はい、可能です。リスキルのコンプライアンス研修では、よく発生してしまいがちな例や身近な例を用いたケーススタディを行うことができます。なお、当事者が誰かわかるような内容は、少しぼかした形で表現してお伝えする場合もあります。詳しくはご相談ください。
はい、可能です。リスキルのコンプライアンス研修は、他研修テーマとの組み合わせ自由です。
・何日間の研修を実施したいか(例:コンプライアンス研修+リスクマネジメント研修など)
・学習させたい研修内容・テーマは何か(研修実施目的など含め、)
・受講生(従業員様)はどの層か
・ご希望の研修形式(社内研修として集合研修で実施したいなど)
これらをヒアリングします。特に、企業や組織での研修において、研修実施目的は重要です。目的(ゴール)を明確にした上で適切な研修をご提示します。
はい、リスキルのコンプライアンス研修は、eラーニング動画講座でも受講可能です。隙間時間でもご覧いただけるものです。「研修に短い時間しか確保できない」「企業に所属する全社員に実施しなければならない」という企業様におすすめです。詳細はコンプライアンス研修【eラーニング動画講座】よりご確認ください。なお、ビデオやDVDといった媒体での販売はしておらず、データのお渡しかレンタルという形式となります。
はい、可能です。リスキルのコンプライアンス研修は、企業様ごとの研修実施可能時間に合わせて、1時間~6時間内での調整が可能です。短い時間のため、既存のコンプライアンス研修カリキュラムからどれを選出し編成するか、ご相談しながら組み立てていきます。なお、短時間にしたことよる研修料金・費用についてはお問合せください。
いいえ、ございません。リスキルのコンプライアンス研修では事前の課題提出や、事後の感想・レポート・報告書の提出などはございません。コンプライアンス研修の時間内で完結します。企業や組織の人事部や受講生ご本人様に研修以外の時間でお手間を取らせないような内容になっています。なお、研修終了後3~5分で終わるアンケートについては実施いたします。
はい、可能です。コンプライアンス研修内に、企業内ルールを一緒に説明してほしい・企業におけるコンプライアンス内部通告窓口について配布したい資料があるなどのご要望をお受けした実績はございます。事例の中に組み込む際は企業様内で発生する危険がある内容や判断に迷う内容を入れるなどの対応が可能です。事前の打ち合わせにてお申し付けください。
コンプライアンス研修・リスクマネジメント研修に登壇する講師からの事例や経験談を聞くことができることと、最新の情報、ポイントやよくある事例などが研修の中に含まれる点がメリットと言えます。また、オリジナルテキストを利用しておりますが、その中に企業様や業界でよくある事例やケースワークを組み込む・カスタマイズすることも可能です。社内での実施や話すネタに困っている・講師を立てることが困難な場合などにぜひご利用ください。
コンプライアンス研修として研修に含めたいテーマは2点です。
- リスクマネジメントの観点:予防するためにどうすれば良いか、何に気をつけるべきか、正しく理解しているかの確認
- 発生した際の初期対応方法
これらを押さえられていれば、一人ひとりが法令遵守を意識しつつ万が一発生した際の影響を最小限に留める効果が期待できます。
コンプライアンス研修の目的は、「リスクマネジメント」と「発生時の対応」の2点です。コンプライアンス違反をしないためにはどうすれば良いかを理解し、万が一発生してしまった場合にも慌てず適切な対応が取れるスキルや考え方を学びます。リスキルのコンプライアンス研修でもこの2点を中心に理解を深めてもらいます。
企業や組織にもよりますが、コンプライアンス研修の頻度としては、最低でも年1回は「再確認」の意味も込めて行うことが理想です。一度学んだ場合も忘れていたり意識が薄れていたりするため、繰り返し実施することに意味があります。内容が毎年ワンパターンになってしまわないためにも、研修会社を活用し、外部講師を招くという形が主流になっています。
はい、可能です。リスキルのコンプライアンス研修は業種に問わず一般的に言われていることを基礎から学べるためおすすめです。コンプライアンス研修の中で扱う事例などは公務員・教員に寄せたものではない場合もございます。こちらもアレンジ可能ですので、営業担当までご相談ください。
はい、リスキルの研修は全国各地で実施可能です。開催場所についてご不安な点があれば、お気軽にお問い合わせください。対象地域:北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県
リスキルのコンプライアンス研修は多くの企業様にご好評をいただいています。
コンプライアンスに反した業務上の行為を管理するための具体的な方法や、リスク発生後の被害を最小限度にまで抑えるための対応法など、市販の書籍や自治体・官公庁が配布する資料だけでは学習が難しい部分を、体系的なカリキュラムが用意されている点でご好評を頂いております。
リスキルの研修は様々な企業様にご利用いただいています
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