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リスキルラボ 【教育担当者へ】フォローアップ研修とは|5つのポイントを紹介

新入社員フォローアップ研修

企業では様々な研修が行われているが、1回の研修で十分に身に付かない場合も少なからずある。そんなときは「フォローアップ研修」を実施することが大切だ。社員にとってスキルの吸収率を上げるきっかけになる。

しかし言葉は聞いたことがあるものの、どのような研修か知らないケースもあると思う。そこで今回はフォローアップ研修とは何か紹介しつつ、実施するときの5つのポイントを解説する。

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フォローアップ研修とは

フォローアップ研修とは、過去に行った研修を確認するためのものだ。「研修で行ったことを理解できているか」「業務で活用できているか」などをチェックする。

また過去に研修を受けていない方でも、社内で求められているスキルやノウハウを知れるため、新しい気付きやスキルの定着につながる。よって様々な方が参加できる研修と言える。

フォローアップ研修の重要性

フォローアップ研修が重要な理由を3つ紹介する。

1.スキルの習得度を計測する

フォローアップ研修では、過去に教わった研修内容を理解できているか確認する。スキルを習得できているか確認する場として効果的だ。参加者のスキルの状況が分かれば、業務においてどのような指導をすべきか明確になる。指導の観点からもフォローアップ研修は大事だ。

2.業務の改善ができる

過去に教わった研修内容のことを十分に理解できていないと、業務に活かしきれない可能性がある。しかしフォローアップ研修を行えば、普段の業務を見直すきっかけとなる。結果として、業務の改善につながるのだ。

3.課題を確認する

自分では研修でスキルを習得したと思っていても、再び学び直すと正しく理解していないことが分かる場合もある。フォローアップ研修は、自分の課題を再度発見する場になっている。

それが明確になれば、課題を解決するための行動を考えられる。思っている以上にスキルを習得できていないことに築いてもらう意味でも、フォローアップ研修の実施は大事だ。

フォローアップ研修のメリットとは

ここではフォローアップ研修のメリットを4つ紹介する。

1.基礎知識を教わった状態で受講できる

基礎知識を教わった状態で受講するため、何も分かっていない状況で受講する場合と比べて理解度は高くなっている。内容を吸収するまでの時間も短くなるため、効率よく研修を実施できる。

2.不安を解消できる

自分のやり方が合っているか不安になる方もいる。フォローアップ研修では、社員が言われた通りにできているか確認する。したがって不安を解消したい社員に最適の場だ。社員に自信を持ってもらい、スピーディーに仕事を進めてもらう意味でも大事だ。

3.自分の間違いに気付ける

フォローアップ研修によって、自分の間違いに気付ける場合がある。速い段階で気付くことができれば、軌道修正の手間が小さくて済む。手間が減れば他の業務に支障をきたすことがなくなるため、メンバーに迷惑をかけない。自分の間違いに気付く機会を増やせるのも、フォローアップ研修のメリットだ。

4.仕事の幅が広がる

フォローアップ研修で自分のスキルが上がれば、仕事でできることが増える。よって、仕事の幅を広げるのに役立つ。仕事の幅が広がると他の社員の業務を任せたり、別の仕事を与えたりできる。戦力アップに役立つのも、フォローアップ研修を行うメリットだ。

フォローアップ研修の手順

フォローアップ研修には手順がある。ここでは、3段階に分けてステップを紹介する。

ステップ①社員の悩みや課題を調査してフォローアップ研修の内容を決める

ひと口にフォローアップ研修と言っても、様々な内容がある。研修を有意義なものにするには、社員の悩みや課題を解決する内容がいい。そのため調査をすべきだ。

参加者に聞き取りをしたりアンケートをとったりすれば、どのような悩みや課題が多いか分かる。参加者が抱える悩みや課題を把握できたら、それを解決するためのカリキュラムを決めていく。

ちなみにカリキュラムの内容を決めるときは、実施後のゴールを定めてから逆算するといい。たとえば「営業成績をアップさせたい」という目標であれば、それを実現するためのカリキュラムを組んでいくイメージだ。すると目標を達成しやすくなる。

ステップ②確認・振り返りを行う

過去の研修内容を理解できているかの確認や、研修で教わった内容を業務で活かせるか振り返る時間をとる。確認であればテストや実務を行わせて、講師が出来栄えを見て判断するといい。

一方振り返らせる場合は、過去の仕事の状況を考えさせる時間を与えて、参加者同士でシェアさせるといい。自分のことを伝えたり他の参加者の話を聴いたりしているうちに、新たな気付きが生まれる。結果、参加者のスキルアップにもつながるのだ。

ステップ③フォローアップ研修後の行動を考えてもらう

フォローアップ研修後の行動を考えてもらい、研修後も効果が持続する仕組みをつくる。研修のための研修になっては意味がない。それを防ぐために必要だ。行動を考えてもらうときは「目標管理シート」に記入してもらうといい。自分で設定した目標を実現させるためのシートで、達成させる期日や行動内容、スケジュールなどを書いてもらう。ただし簡単に達成できる目標や明らかに達成するのが難しい目標を記入される場合があるため、行動させる前に確認すべきだ。

フォローアップ研修のポイント

最後にフォローアップ研修のポイントを紹介する。

1.会社の業績につながる研修を行う

形式的にフォローアップ研修を実施しても意味がない。会社の業績を上げるための研修を実施することが大事だ。「営業スキルを高めて売上を上げてもらう」、「接客スキルを高めてリピーターをつかんでもらう」といったイメージだ。

2.参加者に合わせてやり方を変えてみる

同じテーマのフォローアップ研修だとしても、参加者によって感じ方は違う。そのため参加者に合わせてやり方を変えるべきだ。しかし研修のやり方と言っても様々な方法があるため、どの方法が合っているか見極めた方がいい。

①座学

講師が話している内容を参加者が聞きながら理解していく研修だ。1対大人数の研修にも対応しており、オンライン研修でも実施しやすい。

なお座学を行うときは、参加者が理解できているか確認するのが大事だ。理解できていないにも関わらず講師に分からないよう隠すケースもあるため、確認しながら行った方がいい。

②グループワーク

グループワークは、複数人で取り組む研修のことだ。決められたお題に対して作業をしたり、考えをシェアし合ったりなど、様々なカリキュラムがある。

参加者同士の距離感を縮める効果も期待できるため、職場での連携感をアップさせたいときに向いている。ただしグループ分けを失敗すると、効果が期待できなくなる。知っている社員同士にならないよう、メンバーを決めることが大事だ。

③OJT

実践スキルを高める研修で、現場を通じて社員が指導していく。マンツーマン指導なのが特徴だ。ただしスキルが備わっていない社員を指導者にしてしまうと、参加者の理解力が乏しくなってしまう。そのためOJTのトレーナーとして、ふさわしい方に依頼するのが大事だ。

3.話しやすい雰囲気をつくる

参加者同士でアウトプットし合う場面もある。会場に緊張感があると、自分の本音や考えを言えなくなったりする恐れがある。フォローアップ研修では、参加者が思っていることを知るのも大事であるため、話しやすい雰囲気をつくるのは不可欠だ。

ちなみに緊張感を緩和させるために効果的な方法が「アイスブレイク」だ。アイスブレイクとは本題に入る前に、参加者同士でミニゲームや自己紹介などをさせて緊張感をほぐす取り組みのことだ。

フォローアップ研修の序盤で、10~20分間行うだけでも効果的である。参加者同士が楽しめるものをすると、研修の場に笑顔があふれて、緊張感がほどけやすくなる。

4.参加者のやる気を高める環境にする

参加者のモチベーションが上がらなければ、フォローアップ研修で習得した内容を実務で活かしてもらうのは難しい。仕事でのパフォーマンスを最大限発揮してもらうためにも、参加者のやる気を高めることが大事だ。

なお参加者にやる気を出してもらうには、1度の研修でカリキュラムを詰め込みすぎないことが重要だ。膨大な量のカリキュラムを実施すると、参加者がついていけなくなると、参加者はやる気を失くしてしまう。参加者がついていけるよう、カリキュラムは絞るべきだ。

5.フォローアップ研修のタイミングを考える

フォローアップ研修は、複数回行うことでスキルの習得度が高まる。しかし実施するタイミングを間違えると効果が減ってしまうため慎重に設定すべきだ。なおタイミングは、下記の3回に分けるといい。

①初回の研修から3カ月後

初回の研修内容を理解できているか、復習するための研修となっている。確認後は次のフォローアップ研修を行うまでの間に、仕事で何をすべきか考えさせる。この段階では研修の内容を理解できているものの、仕事に活かせている社員は少ない。

しかしごく稀に、この段階で仕事に活かせている方もいる。その場合、他の参加者の前でシェアさせるといい。すると参加者のモチベーションは高まっていく。

②初回の研修から6カ月後

1回目のフォローアップ研修で教わった内容を業務に活かせているか、確認するための研修になっている。この段階になると初回の研修で教わった内容を、現場で活かせている参加者が増えてくる。

また、この時期になると自分が行ってきたことに対して気付きを得やすくなる。そのため良かった点と悪かった点を考えさせて、今後の自分に何が必要か自問自答させるべきだ。すると最後のフォローアップ研修までにすべき行動が見えてくるはずだ。

③初回の研修から1年後

初回の研修を受講してから1年間の振り返りを行いつつ、どのようなステップを経て働いていくか考える。社員によっては1年経つと、異動による引継ぎや部下への指導など教わった内容を伝えなければいけない場面に出くわすかもしれない。

そうなっても良いように「今まで教わった内容を全て理解できているか」「教わった内容を全て伝えられるか」も確認すべきだ。

まとめ

フォローアップ研修を実施すると、参加者は過去に行った研修内容を振り返るきっかけになるため、習得率を上げるのに役立つ。さらに自分自身を分析する機会にもなるため、社員だけではなく会社にとってもメリットだと言える。とは言ってもキャリアアップ研修は手順通りに行わないと、効果を発揮させるのは難しい。

ステップ①社員の悩みや課題を調査してフォローアップ研修の内容を決める
ステップ②確認・振り返りを行う
ステップ③フォローアップ研修後の行動を考えてもらう

順序に沿って行うとフォローアップ研修による効果を得やすい。研修のための研修にならないよう、運営していくことが大事だ。またフォローアップ研修のポイントもあるため、理解した方が良い。

1.会社の業績につながる研修を行う
2.参加者に合わせてやり方を変えてみる
3.話しやすい雰囲気をつくる
4.参加者のやる気を高める環境にする
5.フォローアップ研修のタイミングを考える

これらのポイントを抑えれば、中身の濃い研修になる。時間の都合上フォローアップ研修を実施しないケースもあるが、その状態だと社員がやる気を出さなくなったり、優秀な人材が退職したりする状況が起こる。

それを解決するには、フォローアップ研修を実施して会社に対する忠誠心を持ってもらうことが大事になる。会社で働き続けたいと感じる社員を増やすためにも、有効活用していただければと思う。

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Q&A
  • フォローアップ研修とは、過去に実施した研修の内容を振り返るための研修です。「研修で習ったことを実践で活かせているか」「理解不足に陥っていないか」などを確かめます。その他に会社が社員へ求めているスキルを把握するのにも役立ちます。
  • 参加者のスキルを習得するためです。社員の能力を測定し、現状を把握します。その他に参加者のモチベーションを維持したり、課題を発見させたりする目的もあります。
  • 会社の業績に関連する研修を実施することが大事です。形式的に行っても意味がありません。その他に参加者のやる気を高める雰囲気をつくったり、話しやすい環境を設けたりなど、受ける側の視点に立って行うことも重要になります。
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