自身のストレス反応に気づき、適切な対応をしていくことや、ストレスに強いメンタルを作るための研修です。
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セルフケア研修の概要や導入メリット、具体的なカリキュラム内容、さらに研修効果を高めるポイントについて解説します。
セルフケア研修とは、従業員が自身のストレスや心身の不調に気づき、適切に対処するためのスキルを身に付ける研修プログラムを指します。
研修を通じて、基本的なストレスに関する知識、ストレスを感じた時の対処法、リラクセーション方法を学び、健康体な生活習慣を学びます。知識や考え方を習得することで、職場と自身の健康状態を両立する意識を強化することを目指した内容です。
セルフケア研修の導入が注目される背景には、仕事量の増加や急な業務変化などによるストレス要因の増大が挙げられます。特にIT化の進展やリモートワークの普及に伴い、これまで以上に柔軟な時間管理や孤立感への対応が必要です。
研修を通じて従業員が自己管理能力を高めることで、企業への信頼や生産性の向上につながることが期待されます。また、企業は、従業員の安全と健康を守る「安全配慮義務」があります。その取り組みの一貫としてもセルフケア研修の導入が注目されています。
セルフケア研修のカリキュラムとしては、ストレスの原因や身体反応を把握する基礎的な理論から、呼吸やリラクセーションのような実践的技法まで網羅的に実施することが理想です。リスキルでは以下の内容をメインで扱います。
ストレスが発生した際に起こりやすい「心」「身体」の変化を確認し、自身の現状を把握します。また、そのストレスに対してどのように対応すれば良いか(ストレスコーピング)という手法についても学びます。自身が持ってしまいやすいストレスの傾向と対策を知ることで、コントロールしやすくなることが目的です。
腹式呼吸や筋弛緩法などは、短時間で手軽にストレスを緩和できる手法として多くの研修で扱われます。研修内で正しい呼吸の仕方や簡単なストレッチを学ぶことで、業務の合間でも気軽にリフレッシュが可能です。自宅や通勤中などさまざまな場面で役立つため、日常生活全般にわたって活用しやすい点がメリットといえます。
睡眠不足や不規則な生活リズムはストレスを増大させる大きな要因となります。研修では、科学的な裏づけに基づいた睡眠サイクルのポイントや、入眠をスムーズにするための習慣づくり、食事や運動のバランスなどを紹介します。十分な休養を確保しながら働くことにより、集中力や思考力などの生産性向上が期待されるでしょう。
研修では、メンタルヘルス不調の兆候をできるだけ早くキャッチする方法や、不調時に相談できる窓口の紹介が行われます。自分のストレス度合いだけでなく、周囲の同僚や部下の変化に気づく能力を高めることも重要です。
セルフケア研修を成功させるためには、受講者が学んだ内容を継続的に実践できる仕組みづくりが欠かせません。研修後にも実施してほしい内容は以下の通りです。
セルフケア研修受講後に定期的な面談やフォローアップセッションを組むことで、受講者の変化や課題を確認しながらサポートを継続できます。管理者や同僚が研修内容を共有し、問題が起きる前に気づける環境をつくることが大切です。協力体制が整えば、一人ひとりがストレスを抱え込むことなく、組織全体で負担を分かち合える職場文化が育まれます。
セルフケア研修のみでは、個人がストレスに早めに気づく方法を学ぶにとどまりがちです。それを補完する役割として、管理者向けのラインケア研修やハラスメント研修を同時に行うことで、組織全体のメンタルヘルス対策が強化されます。
リスキルのセルフケア研修には次のような特徴があります。
自らのメンタルヘルスを維持増進するための研修はもとより、職場環境のストレスマネジメントを改善する研修、睡眠改善や認知行動療法など具体的な内容のカリキュラムが用意されております。
研修時間を既存のものから短くすることや、オンライン研修での実施を希望されるなど、ご希望に合わせた内容に変更可能です(研修形態は、対面・オンライン・ハイブリッド・eラーニング動画講座などからお選びいただけます)
自身のストレス反応に気づき、適切な対応をしていくことや、ストレスに強いメンタルを作るための研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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公開講座 セルフケア研修(半日研修) - セルフ・コンパッションでストレスに対処する | 3時間 |
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公開講座 レジリエンス強化研修(半日研修)- 逆境に負けない強い社員になる | 3時間 |
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公開講座 睡眠改善研修 - 質の高い睡眠習慣を身につける | 3時間 |
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一社研修 セルフケア研修【セルフ・コンパッションでストレスに対処する】 | 3時間 (変更可) |
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一社研修 ストレス&アンガーマネジメント研修【感情をセルフコントロールする】 | 3時間 (変更可) |
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一社研修 睡眠改善研修【パフォーマンスを向上する】 | 3時間 (変更可) |
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一社研修 レジリエンス強化研修【逆境に強い社員を育てる】 | 3時間 (変更可) |
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一社研修 セルフケア研修 テレワーク編【ワークスタイルの変化に対応する】 | 3時間 (変更可) |
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一社研修 セミナー型 セルフケア研修【こころと身体をケアするために】 | 1.5時間 (変更可) |
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一社研修 Self-Care Training [英語版:セルフケア研修] | 3時間 (変更可) |
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eラーニング動画講座 セルフケア研修 | 41分 |
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eラーニング動画講座 レジリエンス強化研修 | 59分 |
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eラーニング動画講座 睡眠改善研修 | 59分 |
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eラーニング動画講座 速習版:セルフケア研修 | 30分 |
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eラーニング動画講座 速習版:レジリエンス強化研修 | 30分 |
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eラーニング動画講座 セルフケア研修 テレワーク編 | 78分 |
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eラーニング動画講座 ストレス&アンガーマネジメント研修 | 44分 |
面接の中で、相手に信頼してもらえるような話の聞き方を身に付け、部下に対して周囲への相談援助が実践できるようになるための研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 1on1ミーティング力強化研修 【面談スキルの高い社員を育てる】 | 6時間 (変更可) |
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一社研修 社内カウンセリング(相談の受け方)研修【社内問題を減らす】 | 3時間 (変更可) |
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一社研修 キャリアデザイン支援研修【適切なキャリア支援を行う】 | 6時間 (変更可) |
部下育成にとって必要な、モチベーション管理、目標設定、行動計画の管理などコーチングスキルとして必要な要素を伸ばす研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 コーチング研修【部下の意見を引き出すスキルを磨く】 | 6時間 (変更可) |
パワーハラスメントについての基礎知識を身に付け、予防と発生時の対応の両面からスキルを学びます。適切な叱り方についても扱っていきます。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 セミナー型 パワーハラスメント防止研修【職場でのパワハラを未然に防ぐ】 | 2時間 (変更可) |
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一社研修 パワーハラスメント対策研修【半日で理解する】 | 3時間 (変更可) |
ハラスメントについての基礎的な知識を理解し、起こさないためにできる注意、環境づくり、起こってしまった時の対応方法を身に付ける研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 ハラスメント対策研修【職場での被害を防止するために】 | 6時間 (変更可) |
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一社研修 ハラスメント対策研修 半日編【半日で集中理解する】 | 3時間 (変更可) |
職場内の環境を把握し、従業員の健康を第一に守ることで、個々人の生産性や組織の業績向上を目指す研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 健康経営推進研修【具体的な取り組みがわかる】 | 3時間 (変更可) |
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一社研修 ストレスチェック活用研修【実施結果を分析し、活用する】 | 4時間 (変更可) |
部下のメンタル不調の兆しを早期発見・対応し、休職や離職に至らないようケアすることで、リスクを予防するための研修です。
研修タイトル | 想定研修時間 | |
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一社研修 ラインケア研修【管理職によるメンタルヘルスケアを】 | 6時間 (変更可) |
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一社研修 相談窓口担当向け メンタルヘルス研修【適切に相談を受け、連携する】 | 3時間 (変更可) |
次のカリキュラムはセルフケア研修に属するセルフケア研修【セルフ・コンパッションでストレスに対処する】のカリキュラムです。研修の流れの例としてご参考ください。
01セルフケアの重要性
心の健康づくりの重要性を理解する
LASTストレスへの対処、軽減の方法
メンタルヘルス維持増進のための実践法を習得する
研修を受講した方から、研修後のアンケートにて以下の感想をいただいております。(2025年現在、直近に実施した研修よりピックアップして表示しております)
従業員のこころとからだの健康のために実施することが目的です。具体的には以下の3点になります。
・自分のストレスの要因やストレス反応に早期に気づくこと
・自らメンタルヘルス不調に至らないように予防・対処できるようになること
・ストレスに強いこころを育てるための手法を学ぶこと
リスキルでは目的に合わせた様々な研修メニューをご用意しております。
最適な提案を営業担当がさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。
はい、可能です。介護や医療など「他社へのケア」をメインの仕事としている方にとって、自分自身のこころに対して同じようにケアをしていくことが苦手な方もいらっしゃいます。事例などを介護や医療現場向けに変更し、講習を実施することができます。
はい、可能です。隙間時間でもご覧いただけるものです。「セルフケア研修 について、短い時間しか確保できない」「全社員に実施しなければならない」という企業様におすすめです。詳細はセルフケア研修よりご確認ください。なお、DVDなどのお渡しではなく、ダウンロードやレンタルという形でのお渡しとなります。
はい、リスキルの研修は全国各地で実施可能です。開催場所についてご不安な点があれば、お気軽にお問い合わせください。対象地域:北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県
はい、可能です。リスキルのセルフケア研修は組み合わせ自由です。
- 何日間の研修を実施したいか
- 学習させたい研修内容は何か(例:セルフケア+ラインケアで、管理職向けに産業医や保健師との連携の際のポイントについて学ばせたいなど)
- 受講生(従業員様)はどの層か
- その他ご要望(例:研修タイトルを「メンタルセルフケア研修」に変更したいなど)
など、ヒアリングさせていただいた上で、適切な研修をご提示いたします。
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