内部監査・内部統制研修 【監査力強化のための研修一覧】

監査力を身に付ける内容です。監査の形骸化を防ぎ、組織改善を促したい企業におすすめの研修をご用意しています。

本研修の対象

中堅社員 管理職

  • 内部監査担当の方
  • 内部統制事務局の方
  • 監査役・取締役の方

こんなお悩みや課題をお持ちの方へ

研修に対する課題
  • チェックリスト依存の形式的な監査から脱却させたい
  • リスクに基づいた実効的な監査計画を立ててほしい
  • 表面的な事象だけでなく問題の根本原因を追及してほしい
  • 経営や現場に響く具体的な改善提案をアウトプットしてほしい

内部監査・内部統制研修の概要

本ページでは、内部監査・内部統制研修の内容や受講対象者、身に付くスキルなどをご紹介しています。

内部監査・内部統制研修とは

内部監査・内部統制研修とは、企業が健全かつ効率的に運営されるための「仕組み(内部統制)」と、それが正しく機能しているかを「チェックする活動(内部監査)」について学ぶ研修です。不祥事の防止、業務の効率化、そして法令順守(コンプライアンス)を強化し、企業の社会的信頼を高めることを目的としています。

内部監査と内部統制の違い

違いは以下の通りです。

項目 内部統制 内部監査
役割   業務を正しく行うための「仕組み・ルール」 仕組みが守られているかの「チェック」
主体 経営者・全部署・全従業員 内部監査部門(独立した立場)
目的 目的達成の阻害要因(リスク)を抑える 改善点を見つけ、経営に助言する

なぜ今、この研修が必要か

内部監査や内部統制に関する知識が求められている理由は、単なる不祥事防止だけでなく企業の持続可能性(サステナビリティ)にも直結するためとされています。

多くの企業は、制度としての内部統制を持っています。しかし、それでも不祥事を起こす企業が絶えない理由の一つは、仕組みが形骸化していることが原因とされています。「ルールだから守る」という受動的な姿勢から「企業を守り、より良くするための仕組みを提案する」という能動的な姿勢に社員や担当者を変えるためにも、求められている研修と言えるでしょう。

また、DX化やグローバル化により、従来の目視や経験だけでは防げないリスクが増えているということも研修が求められる理由の一つです。リスクの複雑化に対応するための学習が推奨されます。

内部監査・内部統制研修の対象者

内部監査・内部統制研修の対象者は、実効的な監査を目指す内部監査部門の担当者や内部統制の構築・運用を担う事務局、および監査品質を監督する立場にある役員や管理職の方々です。

内部監査・内部統制研修で身に付くスキル

研修で身に付くスキルは以下の通りです。

リスク評価能力

企業にとっての重要リスクを特定し優先順位を付けるスキルです。限られた資源で効果的な監査を行うために不可欠であり、研修内のワークを通じて自社の課題整理手法を学びます。

根本原因分析スキル

表面的な不備の指摘に留まらず、問題の本質を捉えるために必要です。「なぜなぜ分析」などの技法を用い、業務プロセスの視点から問題を発見する力を養います。

改善提案スキル

現場や経営層を動かすために重要です。形骸化した指摘を避け、実効性のある是正・改善につながる報告書の構造や表現方法を演習を通じて身に付けます。

リスキルが提供する内部監査・内部統制研修の特徴

リスキルの内部監査・内部統制研修の特徴は以下の通りです。

実践的なワーク中心の構成

自社の課題整理やリスクの洗い出し、さらには改善提案書の作成など、座学だけでなくアウトプットを通じて現場で即活用できるスキルを磨くことができます。

企業様のニーズに合わせたカスタマイズが自由に可能

企業の業種や独自の監査体制、解決したい課題に合わせて、研修カリキュラムの内容や実施時間を自由に調整・カスタマイズすることが可能です。お気軽にお問い合わせください。

内部監査・内部統制研修のラインナップ

一社研修  自由度が高い一社で実施する研修
公開講座  日程が決まった参加型研修
eラーニング動画講座  見る時間が自由な動画研修

内部監査・内部統制研修

監査力を身に付ける内容です。監査の形骸化を防ぎ、組織改善を促したい企業におすすめの研修をご用意しています。

研修タイトル想定研修時間
内部監査・内部統制研修 一社研修 内部監査実践力強化研修【リスクを特定し組織を動かす】 6時間 (変更可)

経営戦略研修

経営戦略研修とは、企業や組織の成長を支える分析・戦略構築・実行力を高めるための研修です。自社の強みを生かした勝ちパターンで戦略を作る方法を磨きます。

研修タイトル想定研修時間
IR活動研修 一社研修 IR活動研修【投資家との対話と戦略的開示】 5時間 (変更可)
コーポレートガバナンス研修 一社研修 コーポレートガバナンス研修【本質と機関設計を習得】 6時間 (変更可)

法務研修

契約に関しての基礎知識をつけ、契約書の重要性を実務視点で理解し円滑な取引につなげることを目的とした研修プログラムです。

研修タイトル想定研修時間
会社法研修 一社研修 会社法研修【経営を支える法知識を習得する】 5時間 (変更可)
契約書基礎知識研修 一社研修 契約書基礎知識研修【作成方法と関連するスキルを磨く】 6時間 (変更可)
フリーランス保護新法研修 一社研修 フリーランス保護新法研修【法令遵守と取引トラブル予防】 3時間 (変更可)
NDA研修 一社研修 NDA研修【秘密情報を守り実務対応力を高める】 3時間 (変更可)
法務研修 公開講座 契約書基礎知識研修 -「契約」の基本を理解し、正しい契約書作成について理解する 6時間
契約書基礎知識研修 eラーニング eラーニング動画講座 契約書基礎知識研修 75分

リスクマネジメント基本研修

組織を取り巻くさまざまなリスクを把握し、それらにどのように対応するか計画を立てるための研修です。

研修タイトル想定研修時間
リスクマネジメント研修 一社研修 リスクマネジメント研修【企業内外のリスクを管理する】 4時間 (変更可)
リスクアセスメント研修 一社研修 リスクアセスメント研修【リスクの特定と評価手法を習得する】 3時間 (変更可)
安全衛生研修 一社研修 安全衛生研修【リスクを減らし、安全な職場へ】 3時間 (変更可)
与信管理研修 一社研修 与信管理研修【ビジネスリスクを最小限に抑える】 3時間 (変更可)
営業・管理部門向け 与信管理研修 一社研修 営業・管理部門向け 与信管理研修【企業の売上と信頼を守る】 4時間 (変更可)
BCP研修 一社研修 BCP研修【事業継続計画策定の流れを把握する】 6時間 (変更可)
リスクマネジメント基本研修 公開講座 リスクマネジメント研修 - リスクを想定し適切な対策を打てるようになる 4時間

研修カリキュラムの例

次のカリキュラムは内部監査・内部統制研修に属する内部監査実践力強化研修【リスクを特定し組織を動かす】のカリキュラムです。研修の流れの例としてご参考ください。

  1. 01内部監査の役割再定義と監査品質

    ゴール

    実効的な内部監査の要件と自社の課題を明確にする

    • 【オープニングワーク】監査における課題
    • 内部監査に求められる本来の役割
    • 【ワーク】内部監査が果たすべき3つの機能
    • 監査役・取締役が期待する内部監査水準
    • 形式的監査と実効的監査の違い
    • チェックリスト監査の限界
    • 【ワーク】自社監査の現状課題整理
  2. 02リスクベース内部監査の基礎

    ゴール

    リスクの本質を理解し、監査対象を適切に絞り込む力を養う

    • リスクとは何か
    • リスクベース監査の考え方
    • 重要度の判断軸
    • 会社として重要なリスクを見極める視点
    • 【ワーク】リスク洗い出しと優先順位付け
  3. 03監査計画への落とし込み

    ゴール

    リスク評価を実行可能な監査計画に変換する手法を習得する

    • リスク評価と年間監査計画の連動
    • 「全部見る」監査から「絞る」監査へ
    • 監査テーマ設定の考え方
    • 重点監査項目の設定方法
    • 【ケーススタディ】リスクベース監査計画の作成
  4. 04本質に迫る監査技法

    ゴール

    表面的な確認を超え、問題の根本原因を発見する監査力を磨く

    • 表面的な事実確認から原因追及へ
    • なぜなぜ分析で根本を探る
    • 業務プロセス視点で問題を見つける
    • ヒアリングで本音を引き出す
    • 【ケーススタディ】根本原因分析の実践
  5. 05指摘・改善提案の質を高める

    ゴール

    実効性のある改善につながる指摘と提案の技術を習得する

    • 「指摘」と「是正・改善」の違い
    • 形骸化する指摘の典型例
    • 実効性ある改善提案の構造
    • 経営・現場に響く指摘表現
    • 【ワーク】改善提案書の作成(時間があれば実施)
  6. LAST監査の振り返りと研修の振り返り

    ゴール

    監査業務自体を改善し続けるイメージを持つ

    • 監査後レビューの重要性
    • 【ワーク】研修の振り返りと行動計画

内部監査・内部統制研修に関するよくあるご質問

研修費用を知りたい・見積りを取りたいのですが、どうすれば良いですか?

お見積りは各研修ページより請求できます。簡単な情報だけ入力いただければ、メールアドレス宛にすぐに届くため、手軽に利用できます。 なお、研修時間や日程を増やした場合の費用感や短くした場合の価格については個別お問い合わせください。

リスキルの内部監査・内部統制研修では、事前・事後の課題提出はありますか?

いいえ、ございません。リスキルの内部監査・内部統制研修では事前の課題提出や、事後の感想文・レポート・報告書の提出などはございません。研修時間内で完結します。なお、研修終了後3~5分で終わるアンケートについては実施いたします。

他研修と内部監査・内部統制研修を組み合わせて、複数日程で研修実施することは可能ですか?

はい、可能です。リスキルの内部監査・内部統制研修は組み合わせ自由です。
- 何日間の研修を実施したいか
- 学習させたい研修内容は何か
- 受講生(従業員様)はどの層か
など、ヒアリングさせていただいた上で、適切な研修をご提示いたします。

セミナー形式など、短時間で内部監査・内部統制研修を実施することは可能ですか?

はい、内部監査・内部統制研修を実施することは可能です。1短い時間のため、既存の労務管理研修プログラムからどれを選出し編成するか、ご相談しながら組み立てていきます。なお、2時間以内のセミナー形式の場合、ワークを実施することが難しい場合があります。

内部監査・内部統制研修では、自社の事例を取り入れてもらうことはできますか?

はい、可能です。事前のヒアリング時にお伝えください。なお、個人が特定されてしまうような事例の場合、多少内容をぼかす可能性があります。

ビジネスシーンでの困りごとに関する記事やコラムはありますか?

はい、ございます。リスキルでは、ビジネスシーンでのお困りごとに関する記事やコラムもご用意しております。リスキルラボよりご覧いただけます。ぜひご覧ください。

よくあるご質問の一覧>

豊富な研修実績

リスキルの内部監査・内部統制研修は、様々な企業様よりお問い合わせをいただいています。リスクベースの考え方から本質に迫る監査技法まで、体系的なカリキュラムで丁寧に学ぶことができます。

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