残業削減、生産性向上、若手の早期戦力化 — 時間の使い方をめぐる課題は、いまや個人の問題にとどまらず、組織全体の成果や定着を左右する経営テーマになっています。
ただ、ひと口に「タイムマネジメント研修」と言っても、対象者や解決したい課題によって選ぶべきメニューは大きく変わります。
本記事では、「どの研修を選ぶと、どんな効果が期待できるのか」を整理します。
目次
本記事で紹介するタイムマネジメント研修は、以下のとおりです。
対象者と課題の組み合わせから、自社に合うタイムマネジメント研修の当たりを付けられます。
↓気になる課題をクリックすると、詳しい選び方の解説に移動します。
| 対象者 | よくある課題 | おすすめメニュー |
|---|---|---|
| 新入社員・若手 | ・優先順位をつけられず、仕事に時間がかかっている ・無計画に進めて、一人で抱え込みがちになっている |
・新入社員向け タイムマネジメント研修 ・タイムマネジメント研修 コミュニケーション編 |
| 一般社員(チームメンバー) | ・一人ひとりの仕事にムダが多く、非効率になっている ・特定の人に業務が偏り、チームの足並みがそろわない |
・タイムマネジメント研修 個人管理力強化編 ・タイムマネジメント研修 チームメンバー編 |
| 営業 | ・移動や事務に時間を取られ、コア業務に集中できない | ・営業向け タイムマネジメント研修 |
| 管理職・マネージャー・リーダー | ・チーム全体の業務にムダがあり、生産性が上がらない ・部下のタスクや進捗を十分に管理できていない |
・管理職向け チームタイムマネジメント研修 ・管理職向け タイムマネジメント研修 |
| 全社(基礎・WLB) | ・時間管理の重要性が浸透しておらず、まず基礎を押さえたい ・長時間労働が常態化し、残業を減らしたい |
・タイムマネジメント研修 半日編 ・ワークライフバランス研修 タイムマネジメント編 ・管理職向け ワークライフバランス向上研修 タイムマネジメント編 |
ここからは、人事の方からよくご相談いただく課題ごとに、おすすめのタイムマネジメント研修と、その研修のねらいを見ていきます。
時間管理の重要性を認識していない社員が多い
まずは短時間で基礎を学べる機会を設けたい
職種や階層を問わず、時間管理の基礎を短時間で押さえたいなら、タイムマネジメント研修 半日編が適しています。優先順位づけやタスク管理の基本を扱う内容のメニューです。
任せられる業務が増えるなかで優先順位をつけられず、一人で抱え込んでしまう
計画的に、周囲と協力しながら仕事を進められるようになってほしい
新入社員・若手が段取りよく、周囲と連携しながら仕事を進められるようにしたいなら、目的に応じて2つの研修から選べます。優先順位づけやタスク管理の基礎を固めるなら新入社員向け タイムマネジメント研修、計画的に進めながら一人で抱え込まない連携力までつけるならタイムマネジメント研修 コミュニケーション編がおすすめです。
社員の仕事が非効率で、時間がかかっている
一人ひとりの時間の使い方を見直して、成果につなげたい
社員の仕事を見直して生産性を高めたいなら、タイムマネジメント研修 個人管理力強化編がうってつけです。業務のムダを見える化し、翌日から実践できるルールにまで落とし込みます。タイムマネジメント研修の中でも実施数が最も多いメニューです。
いつも特定の人にばかり仕事が偏って、チームの足並みがそろわない
チーム全体で、もっと効率よく仕事を回せるようにしたい
特定の人への業務の偏りをなくし、チームで協力して仕事を回したいなら、タイムマネジメント研修 チームメンバー編が合っています。優先順位づけと周囲との協力で、抱え込みをなくす進め方を扱います。
チームの業務にムダがあり、部下の進捗管理も十分にできていない
管理職に、チーム全体の生産性を高めるマネジメントを身につけてほしい
管理職としてチームの成果を高めたいなら、目的に応じて2つの研修から選べます。チーム全体の業務を見直し、生産性を上げるための改善・設計を学ぶなら管理職向け チームタイムマネジメント研修、部下のタスク・進捗・時間を適切に管理するマネジメント手法を身に付けるなら管理職向け タイムマネジメント研修が役立ちます。
移動や事務に時間を取られ、営業が商談などのコア業務に集中できていない
限られた時間で、営業一人ひとりの成果を最大化したい
移動や事務に時間を取られず、営業が商談などのコア業務に集中できるようにしたいなら、営業向け タイムマネジメント研修が最適です。突発業務への対応や計画・優先順位づけを通じて、成果につながる時間を最大化します。
長時間労働が常態化して、残業がなかなか減らない
働き方を見直して、残業削減と定着率の向上を両立したい
長時間労働を減らして働きやすい職場にしたいなら、対象に応じて2つの研修から選べます。一般社員が効率的な働き方でワークライフバランスを実現するならワークライフバランス研修 タイムマネジメント編、管理職が部下の行動管理で職場全体の残業を減らすなら管理職向け ワークライフバランス向上研修 タイムマネジメント編が有効です。
タイムマネジメントは、段取り・優先順位づけ・集中力といった隣接スキルとセットで伸びます。「タイムマネジメント研修」と名の付くもの以外にも、時間の使い方の課題に効く研修があります。
| メニュー名 | こんな課題に | 期待できる内容 |
|---|---|---|
| 段取り力強化研修 | 仕事の順序立て・段取りが苦手 | 仕事の段取りと時間配分の設計力 |
| タスク管理研修 | タスクの抜け漏れ・優先順位づけを改善したい | タスクの整理・管理と優先順位づけ |
| マルチタスク研修 | 複数業務の同時進行がうまくいかない | 複数業務を効率的にさばく進め方 |
| インバスケット研修 | 限られた時間での判断・優先順位づけを鍛えたい | 制限時間内での優先順位づけと意思決定 |
| 集中力向上研修 | 同じ時間でより成果を出したい | 集中して成果を出す習慣づくり |
| セルフマネジメント研修 | 時間を含む自己管理を全般的に高めたい | 自己管理力の強化 |
| マシュマロチャレンジ研修 | ゲームで計画・段取り・協力を体感したい | 制限時間内での計画・役割分担をゲームで体験 |
時間管理は、段取り・集中力・仕組み化などと組み合わせて設計すると、より高い効果が期待できます。
タイムマネジメント研修は、「誰の・どの課題か」によって選ぶべきメニューが変わります。新入社員・若手ならタスク管理と段取りの基礎から、一般社員なら業務のムダ削減や個人の生産性向上、営業なら成果につながる時間の確保、管理職・マネージャー・リーダーならチーム業務の改善と部下の進捗管理、全社なら短時間での基礎習得や長時間労働の見直し、と課題ごとに適したメニューがあります。
まずは早見表で自社の状況に近い課題を見つけ、気になるブロックの選び方を確認してみてください。
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