ナラティブ・コミュニケーション研修【心理的安全性を高める対話術】

評価しない聴き方を体得し、物語を共に作る

本研修は、物語(ナラティブ)を軸にしたコミュニケーションで、個人の主観的な物語や経験に耳を傾け、対話を通じて相互理解を深める手法を学びます。事実ではなく相手の語りから価値観やアイデンティティを読み取り、新しい視点から自分を語れるよう支援する力を身に付けます。

リスキル研修の3つの特徴

すべての研修が料金一律

すべての研修が料金一律

「もっと研修を」をコンセプトとしたリスキルでは、研修を実施しやすい環境づくりのために、明瞭価格で研修をご提供しています。

実践的で高品質な研修

実践的で高品質な研修

講師陣は豊富なビジネス経験と講師経験を併せ持っており、一社研修での講師満足度は5段階中、平均4.75という高水準を実現しています。

安心の研修準備フルサポート

安心の研修準備フルサポート

研修日の運用のみではなく、研修準備のサポートも受けることができます。例えば、研修で使う教材・備品は一式郵送で手元に届きます。そのため、研修の準備時間を減らしながらも良質な研修が実施できます。

ナラティブ・コミュニケーション研修はオンライン研修に対応しています

研修コード:101624   更新日:

ナラティブ・コミュニケーション研修の目的

本研修は、ナラティブ・アプローチの基本を理解し、相手の物語を深く読み取る聴き方を習得し、組織の対話の質を高めるのが狙いです。

本研修の対象

若手社員 中堅社員 管理職

基本的な研修対象は以下のとおりです。研修により調整できるため、まずはお問い合わせください

社内コミュニケーションに課題感がある方

ナラティブ・コミュニケーション研修を実施すると

  1. 指導型から対話型へコミュニケーションを転換できます
  2. 相手の価値観やアイデンティティを深く理解できます
  3. 組織の心理的安全性を高める対話の場を作れます

リスキル ナラティブ・コミュニケーション研修の概要

本研修では、相手と共に意味をつくるナラティブ・コミュニケーションの基本を学び、対人支援への応用事例を理解します。ナラティブとは、出来事の事実そのものよりも「どのように語られているか」に注目し、相手の背景にある物語構造を読み取るアプローチです

相手の語りから価値観や信念、アイデンティティを深く理解する視点を身につけます。また、助言や指導を保留し、オープンクエスチョンやリフレクションを活用する「評価しない聴き方」、すなわちナラティブ・リスニングを体得します。

さらに、問題語りから希望語りへと変換を支援するリ・オーサリングの対話を通じて、相手が新しい視点から自分を語れるようサポートします。これらのスキルは、心理的安全性を高める1on1やチームミーティングに応用できます。社内コミュニケーションの課題を解決し、対話を通じて組織変革を促したい企業様におすすめの内容です。

本研修 3つの特徴

1. 指導型から対話型へコミュニケーションを転換する

従来の指導型コミュニケーションの限界を理解し、ナラティブ・アプローチに基づく関係性の転換がもたらす効果を具体的に学びます。

2. 相手の価値観やアイデンティティを深く理解する

事実だけでなく「どのように語られているか」に注目し、語りから価値観・信念・アイデンティティの読み取り方を習得します。

3. 心理的安全性を高める対話の場を作る

ナラティブ・コミュニケーションが心理的安全性を高める理由を理解し、1on1やチームミーティングでの応用を学び、リーダーとして「語りの場」をデザインします。

想定研修時間

6時間 (変更が可能です)

ナラティブ・コミュニケーション研修カリキュラム

下記、研修カリキュラムを元に、企業ごとのカスタマイズにも対応しています。別途料金もかかりませんので、安心してご相談ください。

1. ナラティブ・コミュニケーションの全体像 【ゴール】ナラティブ・アプローチの基本を理解する
  • 【オープニングワーク】物語を話してみる
  • ナラティブとは何か [ナラティブの定義/物語としての自己と他者]
  • 「相手と共に意味をつくる」関係性 [従来型コミュニケーションの限界/ナラティブ・アプローチの基本姿勢/関係性の転換がもたらす効果]
  • 組織コミュニケーションや対人支援への応用事例 [1on1ミーティングでの活用/チームビルディングでの活用/キャリア支援での活用/対立解決での活用]
  • 【ケーススタディ】指導型から対話型への転換
2. 物語としての相手理解 【ゴール】相手の言葉の背景にある「物語構造」を読み取る視点を身につける
  • 事実よりも「どのように語られているか」に注目する [事実と物語の違い/語りから読み取れるもの/聴き手としての姿勢]
  • 価値観・信念・アイデンティティの読み取り方 [価値観の読み取り/信念の読み取り/アイデンティティの読み取り/読み取りの実践ポイント]
  • 人は語りによって自分を定義するという考え方 [自己定義としての語り/ドミナントストーリー/オルタナティブストーリー/語りの変化が人を変える]
  • 【ワーク】「どんな物語が背景にあるか」を考える
3. 評価しない聴き方 - ナラティブ・リスニング 【ゴール】相手の語りを評価せず、共感的に受け止める聴き方を体得する
  • 助言・指導・反論を保留する聴き方 [なぜ助言や指導を保留するのか/保留することの効果/保留する心構え]
  • オープンクエスチョンとリフレクションの活用 [オープンクエスチョンとは/リフレクションとは]
  • 沈黙と相槌の心理的効果 [沈黙の力/効果的な相槌/沈黙と相槌のバランス]
  • 例:日常会話での聴き方の違い
  • 【ワーク】ペアで「最近心に残った出来事」を聴き合う
4. 物語を共に紡ぐ - リ・オーサリングの対話 【ゴール】相手が自分を新しい視点から語れるよう支援する
  • 問題語りから希望語りへの転換 [問題語りとは/希望語りとは/転換を支援する聴き手の役割]
  • 「例外の発見」と再構成 [例外とは何か/例外を発見する質問/例外の意味を一緒に探る/再構成のプロセス]
  • 問いかけの種類 [過去を再解釈する問い/現在を再定義する問い/未来を描く問い/アイデンティティに焦点を当てる問い]
  • リ・オーサリングの実践例
  • 【ワーク】肯定的ストーリーに変える対話演習
5. 組織におけるナラティブ的対話 【ゴール】チームや職場でナラティブ的対話を活かす方法を学ぶ
  • 心理的安全性とナラティブの関係 [心理的安全性とは/ナラティブ・コミュニケーションが心理的安全性を高める理由/心理的安全性を高めるナラティブ実践]
  • 1on1・面談・チームミーティングへの応用 [1on1での活用/評価面談での活用/チームミーティングでの活用/日常のコミュニケーションでの活用]
  • リーダーによる「語りの場」づくり [リーダーに求められる姿勢/「語りの場」をデザインする/ナラティブを阻害する要因を取り除く/一体感の醸成]
  • 【ワーク】チームの物語を語り合う
6. 自分の物語を見つめ直す - 内省と実践 【ゴール】自身のコミュニケーションスタイルをナラティブ的に再構築する
  • 【ワーク】自分がどんな「語り」を振り返る
  • 【ワーク】「これからの物語」を描く
  • 明日からできるナラティブ・コミュニケーション実践行動の設定 [実践のための3つのレベル/実践のためのコツ/起こりうる困難と対処法]
  • 【ワーク】研修の振り返り

研修金額

「料金一律」の明瞭価格で一社研修を実施することができます。想定研修時間と概算人数の情報のみで見積りをすぐにお送りします。

  • 後からの人数変更も無料で対応しています
  • 研修カスタマイズにも追加料金はかかりません
  • オンライン研修でも追加料金無し。急遽変更でも料金変わらず対応可能です

ナラティブ・コミュニケーション研修参加者の必須条件

特になし

講師派遣が可能な地域

日本全国およびオンラインで研修を提供中
北海道,青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県,茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県,新潟県,富山県,石川県,福井県,山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県,鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県,徳島県,香川県,愛媛県,高知県,福岡県,佐賀県,長崎県,熊本県,大分県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県

ナラティブ・コミュニケーション研修のよくあるご質問

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