接遇マナー研修の導入を検討している研修担当者の方に向けて、費用相場を一社研修 / 公開講座 / 動画講座の3つの実施形式ごとに比較して紹介します。料金の内訳や費用を抑えるポイント、研修会社を選ぶときの注意点も合わせてまとめました。予算の検討にお役立てください。
目次
接遇マナー研修とは、顧客満足(CS)の向上を目的に、接客の基本マナーやホスピタリティのある対応力を身に付ける研修のことです。言葉づかいや立ち振る舞いといった基本マナーだけでなく、相手の期待を上回る対応を目指す点が特徴です。
新入社員から管理職まで、幅広い層を対象に実施されています。特に窓口業務やコールセンター、接客業など、顧客と直接関わる機会が多い職種では欠かせない研修のひとつとなっています。
接遇と接客の違いとは
接客はサービスや商品を提供する行為そのものを指すのに対し、接遇は相手の状況や気持ちに寄り添い、期待を超える対応を目指す姿勢を指します。
一般的な講師派遣型の研修では、1日あたり20万円〜40万円程度が相場ですが、実際は実施形式によって費用や料金体系が大きく異なります。接遇マナー研修は、大きく分けて一社研修(講師派遣型)、公開講座(他社合同型の研修)、eラーニング動画講座の3つの形式から選ぶことができます。このうち動画講座は「レンタル」と「買い切り」の2つの料金プランに分かれるため、まずは4つの費用パターンを一覧で比較してみましょう。
| 実施形式 | 対象人数 | 費用感 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 一社研修 | 1名〜 | 1回あたり20~40万円 | 自社の従業員だけを対象に実施 |
| 公開講座 | 1名〜 | 1人あたり2〜4万円 | 他社の受講者と合同で受講 |
| 動画講座(レンタル) | 1名〜 | 1人あたり1,000~5,000円 | e-ラーニングで好きな時間に受講 |
| 動画講座(買い切り) | 1名~人数問わず | 1講座あたり20〜30万円 | 動画を繰り返し人数問わず視聴できる |
同じ実施形式でも条件によって最終的な費用は変わることがあります。
| 実施形式 | 費用が変わる主な条件 |
|---|---|
| 一社研修 | 研修時間 / 受講人数 / カリキュラムのカスタマイズの有無 / 会場費や講師の交通費など |
| 公開講座 | 受講人数 / コースの日数など |
| 動画講座 | ユーザー数 / 視聴期間など |
費用の変動の幅や条件についてはトラブルにもなりやすいため、契約前にしっかり確認しておきましょう。
ここからは、それぞれの実施形式について詳しく見ていきます。
一社研修は、自社の社員だけを対象に、講師を招いて実施する研修形式です。カリキュラムを自社の課題に合わせてアレンジできる点が魅力です。
見積りの算出方法は研修会社によって異なり、研修時間や受講人数、カリキュラムのアレンジ内容などをもとに個別に算出されるのが一般的です。また、カリキュラムのアレンジに追加費用がかかるかどうかは、事前に確認しておくと安心です。
公開講座は、複数の企業から受講者が集まり、決まった日程で合同で受講する研修形式です。1名からでも申し込みやすく、少人数での導入を検討している企業に向いています。
公開講座の費用相場は、1人あたり2万円〜4万円程度が目安です。1人当たりの単価が明確なサービスが多く、少人数でも予算が立てやすい点が特徴です。オンライン開催の場合、ディスカッションやワークを取り入れ、双方向性を意識した研修を行っているサービスもあります。
動画講座は、オンライン上の動画コンテンツを自分のペースで視聴しながら進める、自習型の研修形式です。講師や会場の日程調整が不要なため、他の形式と比べて導入までの準備がしやすい点が特徴で、急ぎで研修を実施したい場合にも選択肢になります。
具体的な料金は研修会社や内容によって異なりますが、講師派遣型と比べて比較的安価に導入しやすい形式です。ダウンロードできるテキストが付随するサービスも多く、繰り返しの復習にも活用できます。
なお、動画講座には1人あたりで料金が発生するレンタル型のほか、1講座あたり20万円から30万円程度を支払うことで、人数を問わず繰り返し視聴できる買い切り型のプランもあります。対象人数が多い場合には、買い切り型のほうが1人あたりの費用を抑えられることもあります。
それぞれの実施形式には、費用面以外にもメリット・デメリットがあります。自社の状況と照らし合わせて選ぶ際の参考にしてください。
メリット
デメリット
メリット
デメリット
メリット
デメリット
接遇マナー研修の費用は、工夫次第で抑えることができます。予算に限りがある場合は、下記のポイントを意識してみてください。
まとめて受講する
対象者をまとめて一度に受講させることで、1人あたりの費用を抑えやすくなる
自社の会場を活用する
自社の会議室を使うことで、会場費を別途かけずに済む
実施形式を組み合わせる
基礎はeラーニング / 実践は一社研修など目的に応じて使い分ける
追加費用の有無を確認する
契約前に、アレンジ費用や教材費など追加で発生する費用がないかを確認する
最後に、接遇マナー研修を提供する会社を選ぶ際に確認しておきたい5つのポイントを紹介します。
料金体系がわかりにくい研修会社の場合、アレンジ費用や会場費、テキスト代などが後から追加で発生し、想定より費用がかさんでしまうことがあります。契約前に、追加費用の有無を必ず確認しましょう。
接遇マナー研修の費用は、一社研修・公開講座・動画講座のどの形式を選ぶかによって大きく変わります。それぞれの費用相場や特徴を理解したうえで、自社の受講人数や目的に合った形式を選ぶことが、無駄のない研修導入につながります。
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設立:2022年5月2日
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