ハラスメント研修を導入するとなると、研修担当者がまず気になるのが金額ではないでしょうか。同じ「ハラスメント研修」でも、複数の実施形態があり、どの形態を選ぶかで実際にかかる費用は数千円から数十万円まで幅が出ます。
本記事では、なかでも多くの企業で選ばれている一社研修・公開講座・eラーニング動画講座の3つを中心に、それぞれどのくらいの予算を見込んでおけばよいのかを数字とともに示しながら、金額に差が生まれる理由や、コストを無理なく抑えるための工夫についても紹介します。
目次
ハラスメント研修の費用は、実施形態によって1人あたり数千円から数十万円まで幅があります。まずは形態ごとの大体の費用感を一覧で見ていきます。
| 実施形態 | 料金の仕組み | 費用感の目安 |
|---|---|---|
| 一社研修(講師派遣型) | 研修時間や内容、人数に応じた見積り制 | 半日で20万〜30万円、1日で30万〜60万円程度 |
| 公開講座 | 1名あたりの受講料が決まっている | 1名あたり2万〜4万円程度 |
| 動画講座(eラーニング) | レンタル(期間・人数制)または買い切り | レンタルで1名あたり1,000〜3,000円程度、買い切りで20万〜40万円程度 |
同じハラスメント研修という括りでも、どの形態を選ぶかによって1人あたりの費用感は大きく変わります。まずは自社の対象人数や実施したい内容に合わせて、どの形態が予算に合うのかを整理することが大切です。
一社研修は、自社の従業員だけを対象に行う研修です。対象者や自社の課題に合わせて内容を調整できる点が最大の特徴です。たとえば、管理職向けにグレーゾーンの判断力を重点的に扱ったり、新入社員向けに基礎知識を中心に組み立てたりといった調整ができます。
費用相場としては、半日で20万〜30万円、1日で30万〜60万円程度が目安です。ただし、この金額は研修会社によって差があり、公開されていないケースも多くあります。これは、内容や人数、実施時期によって金額が変わることが多いためです。
一社研修の価格が変動する主な理由は次のとおりです。
一社研修の価格が変動する主な理由
このように、一社研修の料金は研修会社によって内容や人数ごとに細かく設定されていることが多く、見積りを取ってみないと金額がわからないケースも少なくありません。
リスキルの一社研修では、研修時間と人数さえ入力すれば、料金が一律で計算された見積りがすぐにメールに届く仕組みになっています。ハラスメント研修に限らず、どの一社研修でも同じ料金体系で見積りが作成されるため、内容によって価格が変わる心配がなく、複数の研修を比較検討したい場合にも便利です。
メリット
デメリット
一社研修は、全社員を対象に定期的に実施することが決まっている企業や、自社で実際に起きた事例をもとに具体的なワークを行いたい企業に向いています。
公開講座は、複数の企業から参加者が集まり、決められた日程で受講する形態です。1名からすぐに申し込めるため、少人数での受講や、部署ごとに受講させたい場合にも向いています。
ハラスメント研修の公開講座は、一般的には1名あたり2万〜4万円程度が相場です。リスキルの公開講座では、6時間の研修を16,800円(税抜)/1人で受講できます。※ 料金は変更になっている可能性があるため、各サービスページを確認することをおすすめします。
メリット
デメリット
公開講座は、対象人数が少ない企業や、部署ごと・役職ごとに少しずつ受講させたい企業に向いています。決まった日程で参加できれば、内容のカスタマイズにはこだわらないという場合にも適した形態です。
動画講座は、受講者が好きなタイミングで動画を視聴する形態です。日程調整の手間がかからないため、全社員への基礎教育や、入社時期が異なる社員に対しての教育として取り入れる企業が増えています。
料金プランは、期間で利用するレンタルプランと、動画データを購入する買い切りプランに分かれます。レンタルであれば1名あたり1,000円前後から利用できる手軽さが特徴です。以下はリスキルのeラーニング動画講座料金表です
| プラン | 料金の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| レンタルプラン(4週間) | 2,490円/人 | 一定期間かけて繰り返し見返しながら利用したい場合に向いている |
| レンタルプラン(2週間) | 1,390円/人 | 短期間で集中して視聴させたい場合に向いている |
| レンタルプラン(1週間) | 950円/人 | 研修管理ツールの使用で利用可能、導入前のお試し視聴におすすめ |
| 買い切りプラン | 249,000円 | 利用期間や人数の制限がなく、自社のLMSに組み込むなど繰り返し活用したい場合におすすめ |
※ 料金は変更になっている可能性があるため、各サービスページを確認することをおすすめします。
メリット
デメリット
動画講座は、研修日程を決めずに各自のタイミングで受講させたい企業や、まずは全社員に基礎知識だけでも押さえさせておきたい企業に向いています。対象社員のスケジュールを揃えることが難しい場合にも活用しやすい形態です。
同じ形態を選んだとしても、条件によって金額は相場から前後します。見積りを取る前に、費用に影響する主な要因を押さえておくと、比較検討がスムーズです。
研修時間
半日か1日か、複数日にわたるかによって費用が変わる
参加人数
一社研修は人数が多いほど1人あたりの単価が下がりやすい
内容のカスタマイズ
管理職向け・若手社員向けなど、対象に合わせて内容をカスタマイズするほど追加費用が発生しやすい
実施形式
対面かオンラインかで、会場費や講師の出張費に差が出る
ハラスメント研修は、対象を一部の階層に限定せず全社員を対象にすることが多い研修です。そのため、他のテーマの研修に比べて、参加人数が増えやすい点も費用を考えるうえで意識しておきたいポイントです。
ハラスメント研修の費用を抑えたい場合は、次のようなポイントを押さえておくと検討がスムーズです。
まずは公開講座や動画講座で内容を確かめてから、一社研修で全社展開を検討するという進め方も一つの方法です。逆に、既に一定の人数規模で毎年実施することが決まっている場合は、一社研修にまとめたほうが1人あたりの費用を抑えやすくなります。
ハラスメント研修の費用相場は、一社研修・公開講座・動画講座という実施形態によって大きく異なります。一社研修は人数が多いほど1人あたりの費用が下がりやすく、公開講座は少人数からでも申し込みやすく、動画講座は1名から手軽に始められるという、それぞれ異なる強みがあります。
研修担当者としては、まず自社の対象人数や実施したいタイミング、研修にかけられる予算を整理したうえで、複数の形態を比較検討することが、費用対効果の高いハラスメント研修の実施につながります。気になる研修があれば、まずは見積りや詳細ページを確認するところから検討を始めてみてください。
リスキル事務局が記事の執筆・監修をしています。人材育成にまつわるお役立ち情報を分かりやすく解説します。
■社員研修のリスキルとは?
社員研修のリスキルは、一人でも多くの人に人材育成を届けるために、利便性の高い研修サービスを提供しています。検索をすれば、一社で実施する研修、日程が決まっている参加型公開講座、eラーニング動画講座などをすぐに見つけ、簡単に申込みや見積書を作成することができます。
■プロフィール
会社名:株式会社リスキル
(「リスキル」は株式会社リスキルの登録商標です。)
設立:2022年5月2日
上場市場:東京証券取引所グロース市場
■研修実績
・利用社数は年間3900社以上
・年間受講者数 前年比157%
・プロフェッショナルの講師陣300名以上在籍