CASE STUDY

埼玉機器株式会社

声を上げる文化と、自分自身をアップデートし続ける姿勢。この2つに気づけたことが、何より大きな収穫でした。

声を上げる文化と、自分自身をアップデートし続ける姿勢。この2つに気づけたことが、何より大きな収穫でした。

埼玉機器株式会社様では、内部通報制度をはじめとしたコンプライアンス体制は整えていたものの、その運用を支える「知識」と「意識」が社員に十分浸透していないという課題を抱えていました。今回のコンプライアンス研修を通じて得られたのは、不完全でも構わないので「まず声を上げることの重要性」と、常識やルールは時代とともに変わるからこそ「自分自身をアップデートし続ける姿勢の大切さ」という、2つの大きな気づきだったといいます。研修導入のきっかけから当日の様子、そして今後の展望まで、企画をご担当いただいた秋山様にお話を伺いました。

研修導入の背景 ― 知識だけでなく、声を上げる文化へ

今回、コンプライアンス研修を導入された背景を教えてください。


弊社では以前から内部通報制度など、問題を早期に経営へ伝えるための仕組み自体は整えていました。しかし、その制度が社員にきちんと理解された上で運用されていたわけではなく、存在を知っているのは一部の社員にとどまっていたのが実情です。

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仕組みを作るだけでは意味がなく、それを正しく使いこなすための知識と意識がなければ運用にはつながりません。
まずは人の教育、特に部下を持つ立場の人間がしっかりとした認識を持つことが重要だと考え、最初は役員層を対象に、現在は管理職の一歩手前の層を対象に研修を実施しています。

数ある研修会社の中から、リスキルを選んでいただいた決め手は何でしたか?


「コンプライアンス研修」で検索して見つけたのがきっかけです。いくつかの会社を比較検討する中で、リスキルさんは今どきの感度が高く、社会的な信頼性もしっかりしている、若々しい会社だという印象を持ちました。研修内容そのものだけでなく、会社自体を知ることで学べることも多いと感じ、お願いすることに決めました。

研修当日の様子・ご感想 ― 参加者の学びと気づきの場

実際に研修を受けられて、当日の雰囲気はいかがでしたか?


参加者の多くは研修そのものに慣れていなかったと思いますが、講師の先生が細やかに声をかけてくださり、それぞれ一生懸命取り組んでいました。約30名規模の研修でしたが、あえて社外の会議室を借り、少し緊張感のあるシチュエーションを作れたことも良かったと感じています。

研修中は、どのような立場で参加されていたのですか?


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私自身は事務局として同席していましたが、目的の一つは参加者のアセスメントでした。グループディスカッションに積極的に関わっているか、どのような立ち振る舞いをしているかなど、研修の場だからこそ見えてくる発見がたくさんありました。

こうした社内での観察と、外部の専門家であるリスキルさんによる客観的な評価とを組み合わせることで、より精度の高い人物評価につながっていくのではないかと考えています。

テキストや研修の進め方について、感じたことはありますか?


内容は網羅的で、進め方にも問題はありませんでした。ただ、文字中心のテキストをずっと見ていると、どうしても学び方がマンネリ化してしまう部分があると感じます。事例やイラストなど、視覚的に理解を助けてくれる付録のようなものがあると、より理解が深まるのではないでしょうか。

実際、講師の先生がホワイトボードに図を書いて説明してくださった場面は参加者の反応も良く、写真に撮る人もいたほどです。文章よりもシンプルな図解の方が、記憶に残りやすいのだと思います。

気づきと今後の展望 ― 声を上げる文化と、アップデートし続ける姿勢へ

今回の研修を通じて、参加者にはどのような気づきがあったと感じていますか?


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大きく2つあると感じています。
1つ目は、「不完全でも構わないので、まずいと感じたらすぐに声を上げる」ことの重要性です。通常の業務では、ある程度調査・分析してから上司に報告するのが当たり前ですが、コンプライアンスに関わる案件に限っては、それでは対応が手遅れになりかねません。この違いに気づけたことは大きな学びだったと思います。

2つ目は「アップデート」という言葉です。世の中の常識やルールは時代とともに変わっていくものであり、自分自身を常にアップデートし続ける姿勢が大切だと講師の方から伺い、非常に納得しました。白黒はっきりしたルールというより、時代に合わせて変化していく“幅”を意識することの大切さを学んだ社員も多かったのではないかと感じています。

知識の習得以外に、研修を実施して良かったと感じる点はありますか?


普段なかなか一堂に会することのない、係長・課長補佐クラスのメンバーが集まる貴重な機会になったことです。現場のキーマンであるこの層を一斉に集めるのは大変ではあるのですが、それだけの価値があったと感じています。

同じ立場の仲間がどんなことを考えているのかを知ることは大きな刺激になりますし、お互いを高め合うきっかけにもなります。会社から離れた場所で実施したことで、いつもとは違う雰囲気の中でリラックスして本音を話せたことも良かった点です。

今後、リスキルに期待することを教えてください。


社員一人ひとりが「自分はこうなりたい」というキャリアの方向性に合わせて、どの研修を受ければよいのかが分かるような体系図のようなものがあると嬉しいですね。選択肢が多い分、何を選べばよいか迷ってしまう社員も多いと思うので。

また、インバスケット演習のような、あえて負荷をかけて考えさせる少し厳しめの研修にも興味があります。管理職に求められる資質を客観的に見極める機会として、ぜひご紹介いただきたいです。

最後に一言お願いします。


研修は受ける側も開催する側も、相応の労力がかかるものです。だからこそ、「やって良かった」と思える収穫を積み重ねていくことが大切だと思っています。
今回、「声を上げる文化」と「自分自身をアップデートし続ける姿勢」という2つに気づけたことは、私自身にとっても何より大きな収穫でした。これからも人材育成にしっかりと投資をしていきたいと考えています。引き続きよろしくお願いします。

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