リスキルラボ 【人事・研修担当者必見】ビジネスゲームとは?手間なく自社で実施するコツを解説

【人事・研修担当者必見】ビジネスゲームとは?手間なく自社で実施するコツを解説
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ビジネスゲームとは、経営や業務を疑似体験するシミュレーション型学習です。社内研修や勉強会内や新プロジェクトのキックオフ、内定式後の研修など様々な場面で利用されています。

本記事では、「聞いたことはあるけど、自社でできるのか」「上手く導入するコツを教えてほしい」と思っている人事・研修ご担当者向けに、定義から代表的なゲーム例、実施する際のコツをまとめて解説します。

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ビジネスゲームに関する記事でわかること

まずは、ビジネスゲームについて理解を深めます。

ビジネスゲームとは

ビジネスゲームとは、経営や業務(営業、マーケティング)コミュニケーションや合意形成をロールプレイング形式で体験できる学習ツールのことです。通常のビジネス研修・社員研修より、手や身体を動かすなど能動的な学習であることが特徴です。

ビジネスゲーム導入の3つのメリット

ビジネスゲームを導入・実施することは、企業・社員双方にとってメリットがあります。

チーム力が上がる(心理的安全性の醸成)

ビジネスゲームでは、グループワークが多様され、共通の目標に向かって協力することが求められます。普段業務で関わることがない方や話す機会が少ないチームメンバーでも、ビジネスゲームをきっかけにつながりができ、チーム内のコミュニケーションが活発になることが期待できます。

短時間で実施できる

ビジネスゲームの多くは、1時間~1.5時間程度で終了します。短くサクッと楽しめるということで、気軽に導入しやすいことや準備や手間が少ないこともメリットです。新プロジェクトのキックオフミーティングや新入社員・内定式後の内定者研修などで多く用いられています。

自社内で実施しやすい

リスキルをはじめとする多くの研修会社で、ビジネスゲームのキット(カードやルール説明など)を販売・レンタルしています。外部講師の派遣がなくても実施できる研修やコースも多いため、「自社内で完結させたい」というニーズに対応できることもメリットです。また、社内研修に比べて比較的安価で実施できる内容もあるため、予算的にもおすすめです。

【目的別】ビジネスゲームの主な種類

次に、ビジネスゲームの代表例と各ゲームについて詳しくご紹介します。

分類カテゴリー 主な目的 対象層の例 推奨されるゲームの例
コンセンサス型        合意形成、コミュニケーション 全社員 NASAゲーム    
ボイス・デッサンゲーム
フィールドマップ・ミッション
ビールゲーム
チームビルディング型 信頼関係、相互理解 内定者、新入社員 ペーパータワー
マシュマロチャレンジ
脱出ゲーム
経営シミュレーション型 経営感覚、戦略思考 次世代リーダー、管理職 経営シミュレーションゲーム  

コンセンサス型

コンセンサス型ゲームとは

与えられた課題に対し、グループで話し合い全員が納得する結論を導き出す合意形成のプロセスに焦点を当てたゲームです。自己の主張と他者の意見の調整、価値観の違いの理解、論理的な説得力が試されます。

NASAゲーム

コンセンサスゲーム(NASAゲーム)とは、月面に不時着した設定で、母船に戻るために必要な15個のアイテムの優先順位をチームで決めるゲームです 。個人の判断とチームの合意後の判断を比較し、チームでの議論がいかに正解に近づくか(または遠のくか)を体感できます。

NASAゲームとは

自分の意見を押し通すのではなく、相互理解を通じて「全員が納得する答え」を導き出すプロセスを学び、コミュニケーション力や協調性を養うのに適しています。

なお、ビジネスゲームの代表格とも呼ばれるゲームのため、実施する際は参加者が以前にやったことがあるかどうかを確認しておくことがおすすめです。

ビールゲーム

ビールゲームとは、小売、卸、工場の各役割に分かれビールの注文と在庫管理を行うゲームです。情報の伝達遅延や部分最適がいかに全体の在庫過多や欠品を招くかを体験し、全体最適の視点を身に付けます。合意形成をしつつ、どのように戦略を立てるかも試されるゲームです。

ボイス・デッサン(コミュニケーション系)

ボイス・デッサンゲームとは、視覚・聴覚・触覚を通じた伝え方を高めるゲームです。相手に共感してもらえる表現方法を磨くことで、伝える力を磨きます。伝言ゲームのようなイメージで進むため、新入社員や内定者などにおすすめの内容です。

ボイスデッサンゲームとは

フィールドマップ・ミッション(地図作成)

フィールドマップ・ミッションとは、仲間と協力して地図を作成し、地図に描かれた街の謎を解くゲームです。各役割に違った情報が渡されるため、それを口頭のみで伝え「一つの大きな地図」を作ります。作られた地図やそれぞれが持つ情報から、「この街の謎」を解き明かします。協力する力や読解力、コミュニケーション力が試されるゲームです。

フィールドマップミッションとは

チームビルディング型

チームビルディング型ゲームとは

共通の目標に向かって協力し、チームの結束力を高めるゲームです。PDCA(計画・実行・評価・改善)を短時間で回す必要があり、チームの一体感を醸成するのに非常に効果的です。

脱出ゲーム・謎解きゲーム

リスキルでも提供している深海探索艇からの脱出ゲームや謎解きゲームとは、チームで謎を解きながら制限時間内の脱出を目指すものです。没入感が高く、個々の強みを活かした役割分担の重要性を学ぶことに適しています。

また、チーム内でコミュニケーションを取ることで意思決定を繰り返していく必要があるため、コミュニケーション力や協調性を強化することにも向いています。

ペーパータワー

ペーパータワーゲームとは、A4用紙のみを使って高いタワーを建てるシンプルな内容です。用紙の仕入れコストや成果としての「給料」という概念を加えることで、経営感覚を学ぶこともできます。

マシュマロチャレンジ

マシュマロチャレンジとは、パスタ20本、テープ、ひも、はさみを用いて、頂上にマシュマロを置いた自立する最も高いタワーを作るゲームです。

マシュマロチャレンジ

計画ばかりに時間をかけず、試行錯誤(プロトタイピング)を繰り返すことの重要性を学ぶことができます。繰り返し実施することで、チーム内で意見を共有する方法などを学ぶことができ、チームで協働する重要性を学ぶことができます。

チームのキックオフや内定者や新入社員向けなど、チームの仲を深めたい際によく利用されるゲームです。

経営シミュレーション型(総合ビジネスゲーム)

経営シミュレーションゲームとは、経営者や事業部長の視点に立ち、ヒト・モノ・カネの経営資源を最適に配分して利益の最大化を目指すゲームです 。これらは、マーケティング、財務、戦略、リスク管理といったビジネスの全体像を統合的に理解させるのに適しています。

経営シミュレーション型ゲームとは

ゲームを通じてBS(貸借対照表)やPL(損益計算書)の構造を理解し、利益とキャッシュの違いなどの基礎知識を身に付ける内容も人気です。難しい内容や自身の仕事から遠いように感じる「経営」という言葉を身近に感じてもらうために効果的といえるでしょう。その他にも、経営の疑似体験ができるビズストームなどもあります。

その他

ビジネスゲームの種類は数多くあります。上記以外にも、キャリア形成を考えるゲーム、屋外に出て体験をするゲーム、レゴブロックなどを活用したゲームなど様々です。

企業内で実施する際のポイント

リスキルでもビジネスゲームキットを販売していますが、このようにキットを販売して自社内で実施が簡潔できるゲームが人気となっています。社外の講師を招かず、自社内でビジネスゲームを実施する際のポイントは以下の通りです。

司会役を立てる

ゲーム参加者が、ゲームに参加しながら運営することは難しいものがあります。そのため、人事や研修担当者などを司会役に立てておくことがおすすめです。この役割になった方が、次からの事前準備やゲームの流れを大まかに理解しておくことで、当日スムーズにゲームが進みます。

事前準備を行う

「キットが届いて当日あければ良い」と思っていると、以下のような問題が発生してしまいがちです。

  • 思っているよりも動くゲームだったため、想定していた会議室では狭かった
  • 印刷物などがあり、準備に時間がかかった
  • 運営側である程度ゲームの流れを理解しておく必要があった

ゲームが始まってしまうと止めることはできません。ゲームの途中で「これって次、どうするんだっけ」となったら、参加者側もゲームへの集中力が切れてしまいます。キットを購入する場合、事前に説明書や動画で運用方法が解説されている場合が多いため必ず確認と準備をしておきましょう。

「ビジネスゲームを実施する目的」を明確にしておく

人事や研修担当者など、ゲームを運営する側で「何のためにビジネスゲームをやるか」を明確にしておきます。目的が曖昧なままでは、参加者も「あー楽しかった」で終わってしまい学びがありません。もちろん「協力して楽しむことが目的」の場合もありますが、その場合でも「何のためにやるか」は明確にしておきましょう。

振り返り(デブリーフィング)を行うとより学習効果が高まる

ビジネスゲームの教育効果は、その後に振り返りの時間を設けることがおすすめです。もちろん、ゲームのみで終了することも問題ありませんが、時間に余裕がある場合は以下を考える時間を設けると良いでしょう。

  • ゲームで気付いたことや感じたこと
  • 明日からの業務で活かせそうと思ったこと

まとめ

ビジネスゲームは、社員のポテンシャルを解き放ち、組織としてのレジリエンス(適応力)を高めるためにも効果的な内容です。時間としても1時間程度で終わるものが多いため勉強会の時間や定例会の時間をビジネスゲーム実施に変えるということも良いでしょう。自社の課題や困りごとに合ったビジネスゲームを選び、上手く運用することで社員のモチベーションやスキルの底上げに活用してみてください。

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この記事の監修者
リスキル事務局

リスキル事務局が記事の執筆・監修をしています。人材育成にまつわるお役立ち情報を分かりやすく解説します。

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■プロフィール
会社名:株式会社リスキル
(「リスキル」は株式会社リスキルの登録商標です。)
設立:2022年5月2日
上場市場:東京証券取引所グロース市場
東証グロース上場 privacy-mark x-twitter

■研修実績
・利用社数は年間2900社以上
・受講人数は年間9万人以上
・プロフェッショナルの講師陣200名以上在籍

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Q&A
  • ビジネスゲームとは、仕事の仕組みや経営を疑似体験し「楽しく学べる研修」です。参加者は様々な視点で意思決定を行い、その結果から戦略立案やチームワーク、計数感覚などのノウハウを実践的に学ぶことができます。
  • はい、可能です。リスキルのビジネスゲーム研修では、司会進行役の方を1名立てていただきその方にゲームを進めていただく運びとなります。司会進行役(運営役)の方向けのマニュアルもご用意しておりますので、ご安心ください。
  • リスキルのビジネスゲーム研修では、キット以外には実施する場所、司会進行役をご用意いただくだけで実施できます。その他ご用意いただくものがある場合は、こちらからアナウンスいたします。
  • はい、可能です。ビジネスゲームの内容や種類によりますが、オンラインでできる内容もご用意しています。詳しくは<a href="https://www.recurrent.jp/inquiries/new">お問い合わせ</a>ください。
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