新任主査研修をご依頼いただいた株式会社NTTPCコミュニケーションズ様に人材育成に対する思いや研修を実施いただいての感想をお伺いしました。
昨年度までの社員育成方針や今後の方針をお話しできればと思います。育成だけ切り離して考えることは難しいので、基本的にはヒューマンリソースマネジメント方針に沿って、採用から育成、働き方などは総務担当と連携しながら支援をし、異動などの人事につなげる、この4つを軸に回しています。そのうちの一部として、私が育成を担当しています。
大きな柱・方向性として、専門性の軸とキャリア自律をお伝えしています。社員が従事している業務の専門性を伸ばすという側面と、興味があり、将来的に伸ばしていきたい側面の2つの専門性の軸を持って、キャリアを考えるという体系になっています。
育成の段階として、グレード制を設けており、若手、中堅リーダー、課長職まででは、グレード1-6があります。それぞれの立場でどのような行動を期待するか、どういう人材像を目指しているかも設定しています。
弊社は情報通信業界で、今、時代の流れとして生成AI基盤構築の事業がとても追い風で伸びており、トレンド技術に全社員で親しみ、社内外のDXを推進できる人材を育成していこうとしています。昨年度は、全社員で生成AIの研修を受講しました。
全社員でベースを揃えたので、今年度についてはさらにそれを活用していける人材を増やしていく取り組みも進めようとしています。
他には、若手社員に対してはドコモグループ全体で、自走できる社員になるという育成目標があります。正解のない世の中で、自ら主体的に人を巻き込み、最後までやり抜き、困難に直面した時に周囲の協力を得ながら、レジリエンスを身につけながら信頼を築いて成長できることを目指しています。2年間の若手育成期間を経て、一人称で業務に取り組み、周囲のメンバーにも刺激を与えられる人材になってもらいたいと考えています。中堅層としてリーダーになると、チームを巻き込んで課題解決をして、メンバーの育成にも関わっていくことを期待しています。
課長職では、全社視点で物事を考えることができ、部下の育成にも注力できる人材を目指して育成をしています。
多種多様な施策がありますが、ドコモグループの取り組みとして、「変革人材」の輩出を目的とした研修プログラム(企業内大学)「ドコモアカデミー」というプログラムや、ドコモグループ社員のアイデアを事業化するための新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」というプログラムがあります。2024年度の「docomo STARTUP CHALLENGE」では、弊社社員がメンバーとして参画したチームが金賞を受賞しました。
事業を生み出す力があるのは、弊社の特徴であると感じています。そういったマインドが根付いているとこの2年間で感じているところです。やりたいことに手を挙げてくれる社員に関しては、会社として全力で支援しています。
今回たまたま、企画していた研修の受講対象者に私自身が含まれていたこともあり、例年お願いしていた研修会社もあったのですが、改めて自分が受けたい研修を探してみたら、と上司が言ってくださって、インターネットで検索したのがきっかけです。
比較検討した中で、リスキルさんは弊社の研修目的に沿ったカスタマイズを受けてくださりつつも、価格が最もリーズナブルだったので、一度お願いしてみようと思いました。