ダイバーシティへの取り組みとして数々の研修にご参加いただいた、東証プライム市場に上場している国内シェアNo.1の溶射技術のトップランナーであるトーカロ株式会社様に、人材育成への思いや研修への感想を伺いました。
当社では中期経営計画の中に、「イキイキと安全に働くことが従業員やその家族の誇りに思えること」という方針を掲げています。人材育成はその中でも非常に重要な柱であり、技術で生き抜く会社として社員一人ひとりが高度な対応力を持つことが求められます。
既製品を販売するだけでなく、お客様のニーズに合わせた一品一葉の提案が中心になるため、現場と営業が密に連携しながら技術力と提案力の両方を発揮していく必要があります。
教育投資もKPIに組み込んでおり、「人・物・金」すべてにおいて育成へ力を注いでいます。変化の多い市場環境の中で、会社としての競争力を維持するために柔軟に対応できる人材の育成が不可欠だと考えています。
また、ダイバーシティ推進は人材育成の一環として重要視されています。特に女性社員のキャリアアップに注力しており、さまざまな研修プログラムやキャリア転換の機会を提供しています。性別に関係なく、やる気のある社員に成長の機会を提供することを目指しています。
最初にリスキルさんを知ったのは、私自身が受講者として講座に参加したのがきっかけでした。当時は別の担当者が運用を行っていましたが、その際に受けたプレゼンテーションやファシリテーションの講座は、初めて学ぶことばかりで非常に新鮮でした。私自身、一般職から総合職へ転換した経緯があるため、これまで、会議に出る機会もなく、「プレゼンとはどう進めるべきか」「場をどう整理するか」といった基本的なことから学べたのは大きな収穫でした。テキストも後から何度も見返せる内容で、実際の業務にも役立ちました。
担当を引き継いだあと、自分が実際に体験したこの学びの価値を他の社員にも広げたいと考え、対象講座を選定して社内展開を始めました。
リスキルさんの公開講座は、ダイバーシティの取り組みの一環として、これまで学びの機会が少なかった女性社員を対象に講座を提供しています。
具体的には、私のように一般職から総合職へ転換した女性社員を中心に、リスキルさんの講座に参加してもらっています。女性社員が自身の成長を実感できる機会を提供することで、積極的に業務に取り組んでもらい、キャリアアップを支援しています。
受講後には必ず報告書を提出してもらっており、その中で感想や気づきを書いてもらっています。
「今まで知らなかったことを知るきっかけになった」「実務に活かせそう」といった声が多く、前向きな反応が非常に多いです。
中でも印象的だったのが、管理会計研修です。私自身が受けたいのもありラインナップに入れたのですが、社内でも非常に人気が高く、想像以上に申し込みが集まりました。数字に苦手意識を持っている方が多いということも見えてきて、改めてニーズのある分野だと実感しました。
受講者が積極的に学び、変化を感じてくれることで、翌年以降も「私も受けたい」と声が上がるようになり、対象の拡大にもつながっています。
これまで学ぶ機会が少なかった方にこそ、リスキルさんの公開講座はおすすめです。自分の中に「変わりたい」「やってみたい」という気持ちはあっても、なかなかきっかけを得られなかった方にとって、背中を押すような存在になっていると感じています。
講座のテーマも実務に直結していて、「これは自分の仕事に必要だ」と納得して受けられる内容が多いです。私自身も受講しましたが、講師の伝え方や、現場での活かしやすさがとても印象に残っています。
他社の方と一緒に学ぶという公開講座の形式も、新鮮な刺激になります。研修が単なるインプットで終わらず、「視野が広がった」と感じるような学びを得たい企業には、ぜひおすすめしたいですね。
トーカロ株式会社様は、申込み・履歴・請求の管理をReskill Teamで集約し、数年にわたってご活用されています。