まとめ
管理職研修
管理職研修とは、管理職の仕事や役割などの基本的な理解を踏まえた上で、チーム作りやマネジメントに必要なスキルを学び、強化していくための研修です。
管理職に必要なスキルを網羅的に習得し、明日からのチーム運営に活用することを目的とした研修カリキュラムをご用意しています。
管理職研修で扱う内容 https://recurrent-tools.s3.amazonaws.com/uploads/media_image/image/661/manager.jpg
管理職の役割
管理職の役割を理解した上で、必要なスキルを磨いていくことが管理職研修のゴールです。
管理職の役割としては以下3つが挙げられます。
管理職の役割とは https://recurrent-tools.s3.amazonaws.com/uploads/media_image/image/691/manager_role.jpg
直接の成果
管理職としては、自身だけが成果を上げることは求められておらず、チーム全体をコントロール・マネジメントしながら「チームとしての成果を上げること」が求められています。
そのためには、目的意識を持ってチームを率いることや、マネジメントスキルや部下とのコミュニケーションスキル、職場環境を整えることなどのスキルが必要です。
リスキルの管理職研修には、チーム全体で成果を上げるために必要な心構えや考え方から学んで行く内容が入っています。
価値の共有
経営理念、ミッション・ビジョン(目的)や企業の方針を正しく理解し、チーム内に浸透させることも大切な役割の一つです。部下が同じ方向(目的)を目指して進むことができなければ、チームで成果を上げることはできず、信頼関係も薄くなってしまいます。
組織や企業のミッション・ビジョンを理解し、それをチーム内に浸透させるために現状行っていることや、やっておくべきことなどを管理職研修内では確認していきます。
人材の育成
チームメンバー、部下の育成をすることも役割です。部下が自然と育てば問題ありませんが、ほとんどの場合、上司からのフォローや適切なアドバイス、行った行動への褒める・叱るなどのフィードバックがあることで人は成長します。
管理職研修では、どのようにすれば上手く育成することができるのか、考え方からスキルまで学んでいきます。
管理職に必要なスキル・能力
3つの役割を果たすためには、以下のスキルや能力を磨いていく必要があります。
リスキルの管理職研修ではこれらをまとめて扱っていきます。(企業様のご希望に合わせて、いずれかに特化した内容にすることも可能です)
経営視点
管理職は、経営視点を持った上で業務やマネジメント、部下との関わりをしていく必要があります。会社の向かう方向性を正しく理解した上で、それに沿った判断やアドバイス、指導をしていくスキルを磨きます。
業務マネジメント力
マネジメント、つまり管理していく中でも、部下やチーム内の業務を適切にマネジメントしていくスキルが必要です。
指示を出すだけではなく、進捗確認をしていくことや、部下の行動や成果に対して適切なフィードバック(褒め・叱り)ができているかを確認します。
これらは本人の性格に関わらず誰もが身に付けることのできるスキルです。ワークを交えながら、どのようなアプローチをすることで部下が業務を適切に進めることができるのかを考えていきます。また、業務を把握するツール等についても扱います。
コミュニケーションスキル
成果の上がるチームとは、お互いが上下関係に関わらず「お客様や顧客のために」「より良い商品やサービスのために」意見を交わすことができるチームのことです。そのためには、上司である管理職からのアプローチ方法やコミュニケーションの取り方が適切である必要があります。
聴く力、伝える力をベースとして、部下と信頼関係を作り上げるためのコミュニケーションスキルを磨きます。
誰もが働きやすい職場環境を整える
多様な価値観や働き方が重視される現代社会において、誰もが意見を言いやすく、働きやすい職場づくりが求められています。上記でも触れた「成果の上がるチーム」に共通する要素である「心理的安全性のあるチームづくり」のために管理職としてできることを洗い出します。