まとめ
中堅社員リーダーシップ研修
中堅社員リーダーシップ研修とは中堅社員としてリーダーシップがとれるようになるための研修です。
リスキルでは、リーダーシップとは何かを学ぶ研修だけでなく、チーム生産性向上研修、 周囲を巻き込む影響力研修なども用意しています。
中堅リーダーシップ研修の全体像 https://recurrent-tools.s3.amazonaws.com/uploads/media_image/image/26/leadership-min.png
中堅社員に求められるリーダーシップとは
中堅社員(3~5年目)で、役職としてのリーダーについていない場合でも、リーダーシップを持ってチームや組織に貢献していくことが求められます。具体的に中堅社員に発揮してほしいスキルは以下の通りです。
中堅社員に求められるリーダーシップ https://recurrent-tools.s3.amazonaws.com/uploads/media_image/image/632/midlevel-leadership.jpg
企業・組織やチームの目的を正しく理解し、それに沿った行動をする
企業や組織の目的とは「ミッション・ビジョン」のことです。チームもチームメンバーも全ての行動や判断はミッション・ビジョンに沿った対応をしていくことが求められます。
中堅社員として、企業・組織、チームの目的を理解した上で、自身の目標を立て、貢献していくことが必要です。また、もし後輩や部下が目的や目標を理解していない(浸透していない)場合は、自身が方向性を示していくことも一つの役割です。
チームの他メンバーに関する育成に関わる
中堅社員になると、自身の下に若手社員などの後輩が数人いるようになります。中堅社員としては自身の仕事をこなすことだけではなく、後輩の育成や成長に関わっていくことも役割です。
メインで指導をしていくのは上司や指導担当かもしれませんが、中堅社員としてできるフィードバック(褒め・叱る)方法や、自身が依頼したものへの進捗確認を適切に行うことなどは身に付けておくべきスキルです。研修内では部下指導や育成に関連するもスキルや考え方を身に付けることで、育成に関わることも仕事の一つであるという意識付けができます。
周囲を巻き込んで物事を進める力を身に付ける
中堅社員が自身の仕事をこなすことは当たり前で、求められるものは「チームや周囲を巻き込み、より大きな成果を上げること」です。一緒に働くチームメンバーを巻き込んで物事を前に進めるために必要なコミュニケーションスキルである「聴く力」「伝える力」を身に付けていきます。
これらの能力・スキルを身に付けた上で、巻き込む際にどうしても生じてしまいがちな衝突について適切に調整し、合意形成へと向かわせるスキルも学びます。
コミュニケーションが苦手という方や得意だけれども衝突への調整をすることは苦手、という方いずれもスキルアップにつながる内容です。
フォロワーシップを身に付ける
フォロワーシップとは、フォロワー(部下)がリーダー(管理職)を補佐することを指します。中堅社員として後輩だけではなく上司を支えることも必要です。リーダーが進みたい方向を読み取り、後輩に伝えることや、反対に後輩の意見を吸い上げて上司に伝えるなど、架け橋のような存在になることが理想です。
フォロワーシップを発揮するための能力や考え方を学びます。
誰もが働きやすい職場作りに関わる
働きやすい職場を作るのは、管理職など責任者の役割です。しかし、中堅社員としてリーダーシップをとって「誰もが働きやすい職場作り」に関わることは可能です。働きやすく安心して仕事に集中できる職場作りのために必要な「心理的安全性」について理解し、自身にできることを考えてもらいます。次世代リーダーとしての立ち位置でもある中堅社員に、管理職として求められるスキルを先に学んでもらうことができます。